「嘘ではない証に私の足に口づけしてくださる？」 東の小国レナタニアの第二王女アデラが結婚を命じられたのは宰相トリスタン・オリオ。彼は若くして宰相まで上りつめた天才であり、剣技にも優れた完璧男。 だけど、アデラにとっては会えば小言ばかりを言ってくる嫌な男でもある。 …この結婚はきっと出世のための政略結婚。 ろくな結婚生活にならないと思っていたのに結婚初夜、トリスタンから衝撃の言葉を告げられて!? ――信じられない。私のことなんて嫌いなクセに、どうしてそんな熱い眼差しで見つめてくるの…？ 【クールな宰相閣下】×【素直になれない平凡王女】 好感度ゼロから始まる!?　溺愛マリッジラブストーリー！

「…あなたなしでは、生きていけない」 乙女の滑らかな肌に指を滑らせる美しい男、その瞳は熱を帯び濡れていて、まるで愛されているのだと錯覚してしまうほどにやさしい…。 ――「神界」「冥界」「地上界」と世界が隔たれ、混沌で満ちていた時代。神界では神々が永遠の生を謳歌していた。新米女神ペルセポネは大地に命を芽吹かせるべく植物のお世話に日々励んでいるが育てていた新芽が枯れてしまう。「死」を受け取りに来た冥界の支配者ハデスに新芽を引き取られることに。悲しみに嘆くペルセポネだがハデスの励ましに心を動かされ、寡黙だが穏やかで優しい一面に惹かれていく…。そんな中、神界の陰謀に巻き込まれていたハデスを救うため、自らの身を差し出すことを決めるペルセポネ。 神界で唯一無二の純愛を貫く、ふたりの神様の恋のおはなし。

「私は今日生贄として神様の嫁になった」 古の時代、わけあって土地神に「嫁」として捧げられた志乃。この先待ち受けている展開を想像してはひどく恐れるが、待ち受けていたのは想像とはちがう、どうにも呑気な神様みたいで…？ しっかり者の生贄娘×貧乏怠け者神様の壮大なる異類婚姻譚！

「真面目な堅山さんの、キスする時やその先の顔が見てみたい」 何これ…さっきより激しいキスされて、私のカラダじゃないみたいで、熱くて…変。堅物ムッツリOL×チャラ男同期、興味本位でお付き合い始めました♪ 真面目が取り柄の彼氏いない歴25年・堅山すみれは、会社で苦手なチャラ男の伊藤が、美女とエロいことをしてるのを目撃!?　会社では「仕事以外、興味ない」とクールなすみれだが、実はHなことに憧れてるムッツリで、密かにムラムラしてしまって!?　真面目な彼氏を作るため、婚活するが、堅物すぎて惨敗…。ボロボロになったすみれを助けてくれたのは、あの伊藤で、なぜかうっかり付き合うことに… 「恋人同士ですることといえば決まってるし」と言われ付き合って5秒で、キスしてベッドに押し倒されて…!?

「いとしい花嫁、どうか異形の私を愛しておくれ」 箱庭のような世界で、人外境の悦楽に酔い痴れる――。 村で“忌み子”とされ冷遇されて育ったしのぶは“祟り神憑き”と恐れられる祭主家当主辰日古の花嫁に選ばれる。婚礼の夜、床入りしたしのぶを待ち受けていたのは暗闇の中で蠢く無数の気配、未知の恐怖に強張るカラダ、肌をねっとりと撫で上げる其れに舐られ、極限まで研ぎ澄まされる感覚…。まだ知らぬ絶頂へと導かれていくが……。 村でもっとも不幸な二人が手を取り合い、運命に抗う物語。

「すご…。日和子ちゃんのナカ、びくびくしてる」 偽装結婚のはずなのに、「そこダメッ、気持ちいいっ…」何度もイかされて…！ 兄の親友・衛輔から「僕と結婚してください」と突然求婚された、彼氏いない歴＝年齢の日和子（ひよこ）。でも衛輔くんは、わたしの兄に想いを寄せているはずなのに？　聞けば衛輔には、断りたいお見合い話があるらしい。つまり偽の婚約者。それなら… 「いいよ！」と快諾した日和子に、「本当に嬉しいよ」と照れながら微笑む衛輔。日和子はその笑顔にドキっとしちゃったり、なぜか婚約指輪のサイズがぴったりだったり、ベッドで「敏感なのもかわいいよ」とたくさん気持ちよくさせられちゃって…偽装結婚ってこんなことするの!? Hなおにいさんにカラダも心も溺愛される、とろとろエッチまんさいラブ！