青年マンガ - 大洋図書 - エンペラーズコミックス - 歴史・時代劇作品一覧

  • 小山田いく まんが昔ばなし傑作集
    5.0
    日本の各地に古くから伝わる昔話。 それらはあるものは面白おかしく、あるものは教訓的な内容をもって今の世に至るまで長く語り継がれて来た。 しかし、これらの昔話のルーツをたどってゆくと、その先に見えてくるのは実は人間の情念に彩られた生々しく、そして禍々しい物語なのかもしれない。 鶴の舞う村である日突然老夫婦の前に現れた美しい女性…「鶴の恩返し」、藪の中で旅の夫婦に起きた惨事が意外な者の口から語られてゆく「藪の中」、若返りの水を探して一人で山に入った妻を探しに行った夫が見た物は…?「若返りの水」など5作品を収録。 「すくらっぷ・ブック」などで若者のみずみずしい青春を、また「風の宿」などで情緒あふれる大人の物語を綴って来た小山田いくが心機一転、新しい切り口で描いてゆく新シリーズ第1巻!
  • きまぐれ乗車券
    完結
    4.7
    九城 興生(くじょう おきお)、高校2年生。 兄が経営する九城出版で歴史と文化の雑誌、「おのごろ」の雑用係も務めている。 ある日、兄に言われて長野に取材に向かった興生だったが、切符を買おうとする興生の前に一人の女の子が急に現れ、強引に一緒に長野行きの切符を買わされる。 彼女の名は江馬 環(えま たまき)。 あまりに世間知らずで奔放に振る舞う環に振り回されながらも心配でつい世話を焼く興生だったが、どうも環には厄介なお家の事情があるようで、興生もいつの間にかトラブルに巻き込まれてしまう。 そんな中、世間知らずながらにしがらみを振り切って一歩を踏み出そうとする環に、興生は彼女の背中を押す事を決意した。 そして、そこから二人の旅が始まった…。 緻密な鉄道描写も必見!鉄道での旅を通じて興生と環、そして旅先で出会う人々との心の触れ合いを描いた小山田いくのハートフルストーリー。 巻末には当時の単行本には未掲載の「興生と環の20年後」のイラスト&コメントも収録!
  • 青春の賦~乱れて熱き吾身には~ 島崎藤村物語 上
    完結
    -
    明治14年、長野県(現在は岐阜県)の馬籠宿から兄弟と共に上京した島崎春樹は明治学院を卒業。 明治女学校に英語教師の職を得ると共に女学雑誌社で詩人、北村透谷、作家、星野天地らと親交を深めながら文学の道へと足を踏み入れるが、それは決して平坦な道ではなかった。 教え子への慕情と自責、世の中の混乱、愛する人との別れ。 一度は悩み、全てを捨てて旅に出た春樹だったが、やがて自らの文学の道を見出し、名を藤村と変えてその道を歩み始める。 「夜明け前」「千曲川旅情の歌」などの作品で知られる詩人、小説家の島崎藤村が信州、小諸に居を構える前、文学者として歩み始めた頃を描いた高木達の脚本による演劇を小諸出身の漫画家小山田いくがコミカライズ!
  • 南総里見伝説 1
    -
    日本の長編伝奇小説の古典の一つである世に有名な『南総里見八犬伝』。 そのエピソードゼロと言うべき英雄譚がここにはじまる! 時は戦国、室町幕府六代将軍・足利義教(よしのり)と鎌倉公方・足利持氏(もちうじ)との確執を発端に世は乱れ争乱の時代へと突入していった。 主人公・里見義実(よしざね)もその戦乱に巻き込まれ敗北し、当主であった父を失う。 お家再興の望みを託された義実は、生まれ育った結城の土地を離れ、縁もゆかりもない南総へと落ちのびた。 彼の地にそびえる館山城。果たしてその城門は開かれ、義実一行を受け入れるのだろうか!? 希代の悪女、玉梓(たまずさ)が暗躍し、風雲急を告げる『総里見伝説』第1巻。 長年の想いが堰を切った姉小路悠人のライフワークを見逃すな!
  • LIZA 1
    完結
    -
    アフタヌーン誌上で絶大な人気を誇った「誇り高きクヴァ族最強女戦士・ライザ」の激烈なる戦いの伝説が遂に始まる! 義の民グヴァ族の最強戦士ライザは族長の娘を攫い、圧倒的な武力で大地を支配せんとするカマール帝国に戦いを挑む。 そんなライザの前に立ちはだかるのは、カマール帝国の第4親衛隊の兵士、アルドラ。 その剣さばきは、秘剣イブリースを操るライザをも圧倒する力を持っていた! 単身敵地に侵入したものの、ライザは囚われてしまう……。 果たしてライザの運命は! かきざき和美先生のコメント 「1940年代のアメリカで、『ジャングル・クイーンもの』が流行した時期があります。 やたら強くてキレイなヒロインが密林をとびまわり、悪党どもをやっつけるいうお話のジャンルです。 私は子供の頃から、この強いヒロインに強烈な憧れを抱いていました。 『ライザ』という作品は、そんな想いが結実したものといえるかもしれません。 だから、戦士・ライザはひたすら強く、そして何よりも、キレイでなければならない! そんなヒロインの活躍が描ければ私はもう、満足なのであります」

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