自己啓発 - 野中根太郎作品一覧

  • 全文完全対照版 孫子コンプリート:本質を捉える「一文超訳」+現代語訳・書き下し文・原文
    4.3
    兵法書として古今東西もっとも著名な「孫子の兵法」。 戦をビジネスに置き換え、日本のビジネスマンにも人気が高い。 しかし、「孫子の兵法」はじつは戦術についてのみ述べている書ではない。 人生の問題として、統治思想として優れた示唆を与えてくれるものである。 そしてそのような思想的な側面を理解するには、総合的な理解が不可欠である。 世界は再び、動乱の時代となりつつある。 中国の台頭、隣国の怪しげな動き、それに日本も経済大国となって、こうした世界の動きと無関係でいるわけにはいかない。 改めて、私たち日本人において孫子の現代的理解が急がれているのである。 本書では全文の現代語訳、書き下し文、原文に加え、覚えやすい【一文超訳】を掲載。 テーマは何か、主旨は何かが一目で把握でき、格言のように心に刻まれるので、「孫子の兵法」の理解が飛躍的に向上する。 また、主要な人名や語句には懇切丁寧な注釈を入れた、現代の完全版である。 【一文超訳の一例】 「戦争は冷静に判断、準備すべきものである」 「トップの度量(人の意見を聞き入れることができる人かどうか)が勝敗を分ける」 「長期戦に利益はない」 「敵を傷つけずに勝つのが上策である」 「君主と補佐役たる将軍は密接な関係でなければいけない」 「有名であることと有能であることは違う」 「戦うべき場所と日時がわかれば勝てる」 「軍争には正しい情報、インテリジェンスが重要となる」 「敵味方の耳目を活用して戦いを有利に運ぶ」
  • 真田幸村 逆転の決断術:相手の心を動かす「義」の思考方法
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    英傑が下した人生の決断とは? 敵をも魅了するその思想背景に迫る。 ◎幸村の下した人生の決断をひも解き、ビジネス・人間関係に役立つ処世術を学べる。 ◎時系列構成なので、幸村を中心とした真田家をめぐる人物史としても楽しめる。 ◎家系図、人物相関図、年表も掲載。NHK大河ドラマ『真田丸』の副読本として活用できる。 なぜ関ヶ原の合戦において、親子で敵味方に分かれることを選んだのか? 大坂の陣で、形勢不利と知りながらなぜ豊臣についたのか? なぜ家康の再三の誘いを断り、豊臣を裏切らなかったのか? 関ヶ原の合戦や大坂の陣などの大舞台のみならず、10倍の兵力の家康軍を翻弄した第1次上田合戦。 そして六文銭の家紋や真田の赤備えに込められた死の覚悟。 局面局面で幸村の下す決断は、苦境でも筋を通す「義」の思想にあふれている。 私たちは、人生のそれぞれのステージにおいて、さまざまな決断を迫られる。 「その決断に大義はあるだろうか?」 そう問いただし、初志を崩さず誰に対しても恥じることのない「義」の判断をする。 自らの信義に忠実なその決断思考が、敵味方の区別なく人の心を動かすのだ。 戦国最強の武将と謳われた幸村の下した数々の決断と、 その背景にある思想や状況を解き明かした本書は、現代に生きる私たち日本人に確かな指針を与えてくれる。

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