小説・文芸 - 宗像ちよこ - いるかネットブックス作品一覧

  • ガード下の歌唄い
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    1巻220円 (税込)
    「最後の曲です」 これで本当に最後にしようと思っていた。本当の本当に最後にしようと。やまだひなは歌を止めた。 憧れの場所であるガード下で、自ら望んで始めたけれど歌い続けることはできなかった。そしてまた……。日々生まれる小さくてもだいじなことを、歌を止めたひなは考える。
  • 下着をすべて捨ててしまいたい
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    1巻110円 (税込)
    下着をすべて捨ててしまいたいという欲求に支配されて、じっとしていられない。 こんなとき、みんなどうしているのだろう。 「ねえ、下着ぜんぶを新しくしたいって思うことある?」 始まりの予感がするとき、誰かを好きになったとき、そんな風に思う女の人のお話です。
  • 相談にのります
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    1巻110円 (税込)
    怒り過ぎると怒りは悲しい気持ちにかわる。 占いやスピリチュアルメッセージを信じていないわけじゃない。ちゃんと存在するものだと思っている。けど、全部が全部本物じゃないんだ。どうして騙されてしまう人が多いんだろう。私の方がまだましかもしれない。自分のことは分からないけどやってみるよ。私の見る言葉はたまたま当たることがある。 それで誰かが幸せになるのなら、できることをしてみてもいいのかもしれないと、美鈴さんは思った。
  • ダイバーシティトウキョウ~Diversity Tokyo~
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    特別やりたいことのない自分、ただ何となく暮らしている自分の将来に不安を感じたカナは生涯の仕事を見つけるべく転職する。 素敵な生き方のお手本となる女性と出会い、自らも変わろうとする中、ちょっと変わった人物と出会う。 いろんなことを受け入れて丁寧に暮らすことで得られる幸せ、ただの日常を幸せに生きる方法を見つけるためのお話です。
  • 天使みたいなキミ
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    1巻220円 (税込)
    平日は家と会社の往復、休日のほとんどは家で疲れを癒す。平凡で、ただ流れ過ぎていく毎日を送る主人公が、些細な偶然から、自分とは別の場所でさりげなく光を放つ男性に出会います。 また会いたいと望み、会えないと落ち込み、過大な期待をしてはいけないと自分を戒める主人公。けれど彼のことを知るごとに、気持ちは大きくなってゆく。 彼への恋心を確信したとき、想像もしていなかったセリフを彼の口から聞く。 この恋のゆくえは?
  • なぞりなぞらえ、ランチョンマット
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    1巻220円 (税込)
    とくに不満があるわけじゃないのに、なにかが足りない。そんなとき、いつもと違うことをやってみたらどうでしょう。 たとえばネット。ネット社会だと言われていても、案外、遠巻きに見ているだけの人も多いみたい。もちろんそれでもいいのだけれど、ちょっと踏み出してみたらどうでしょう。きっかけはどこにでもあるから、見つけたら、ちょっとやってみたらどうでしょう。もしかしたら面白くて、それが足りない「なにか」だったりするかもしれません。
  • 二軍のTシャツは捨てよ、出番はない
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    1巻330円 (税込)
    親友との長電話をきっかけにして読書バーに通い始めた京子はキレイな女のコ、あかりと出会う。 今まさに人生のハレ舞台に立ち、キラキラと輝くあかりを見て京子は考える。はたして人生のハレの時間はどれくらいあるのだろう? 平凡な毎日でも来るべきハレの日に備えて待っていれば、自ずとなにごとかはやってくる? そもそもハレの時間って? 近い未来に小さな変化をもたらしてくれるような日常ストーリー。
  • ねこが登る桜の木
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    1巻220円 (税込)
    人気のパワースポットであり、桜の名所として有名な旧城下町に樹齢600年くらいと推定される立派な枝垂れ桜がありました。古くからこのあたりを治めてきたお殿様たちは、皆この木を大切に育て、桜にこの町を見守ってもらったと言われています。 今から500年くらい前のことです。毎日この桜の木に登り、太い幹に鼻をこすりつける三毛猫がいました。木に登った三毛猫は毎日願っていました。早く春が来ますようにと。 これは愛し、愛された猫たちのお話です。
  • はじまりは遅くても
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    1巻220円 (税込)
    夢を持つのにタイムリミットはない。 毎日がおなじように繰り返される平凡な日々を漠然と生きる主人公尚美は、唯一の趣味のため週末ごとに東京駅を訪れ待ち合わせのふりをしていた。タイムスケジュール通りに仕事をこなす平日に、趣味だけをする休日。何年も続いた平凡で穏やかな暮らしは快適であっても何かが足りなかった。 そんな中、いつも通りのはずだった東京駅で、尚美は自分を変える一言に出会う。 これはきっと誰もが持ちうる必然の出会いのお話です。
  • 日々是怪味
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    1巻220円 (税込)
    古き良き万事屋から事業を拡大しつつある会社で代行業務に追われる藤吉あかね、30歳。舞い込む仕事はいつも急ぎで、知り合う人は変わった人ばかり。日々あれこれと色んなことが発生し、時間は忙しなく過ぎていってしまう。 ある日、あかねの出来の良い妹のようなアシスタントの弘美がマンションに閉じ込められた?! 突然の出来事に、あかねが聞いた暮らしへの警告音は?
  • ペンだこの治しかた
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    1巻220円 (税込)
    社会人になってもペンだこに悩む女の人はいるのだろうか。書き取りもテスト勉強もないというのに、ペンだこが痛む。事務職って言ったらパソコン仕事だと思うこのご時世に、マウスだこじゃなくってペンだこが痛む。もしかしてこんな悩みを持つのは私だけではあるまいか。 ぷっくりと赤くなった中指が痛いから仕事したくない。休んじゃおうかとウダウダ思いつつも身支度をして、結局いつも通りに出勤。悲しい性である。

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