有馬かつみ - 海王社作品一覧

  • 憧憬の代償
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    春日組組長の入院により、組の存続危機が蔓延する中勃発した後継者問題での内部抗争の最中に篠原冬真はいた。弱冠26歳で組長相談役の冬真は、組長が次期に望む堤という男を捜す決意をする。数年前突如姿を消した堤は、廃墟寸前のビルで悠然と気ままに過ごしていた。その堤の組に戻る条件は、冬真の白皙の躯──―。組長の望みを叶えるため躯を差し出す冬真。愛撫に不慣れな躯は、乱されていく毎に疼いてゆく。次第に待ち望んでしまう快感。だがその代償は…。

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