もりひのと - オヤジズム作品一覧

  • あまつそらなる
    完結
    3.3
    落ち着いたふるまいと柔らかな物腰、だけどちょっといけずな若旦那はいかがですか?代々京都で花里流茶道教授をつとめる大島家。その跡取りである千鳥は、留学先のアメリカ生活を満喫していたが、母が主催する大寄せ茶会のために急きょ呼び寄せられてしまう。仕方なく茶会を手伝う千鳥だったが、着慣れぬ着物が胸を圧迫し、気分を悪くなして休んでいるところを犀内紬(さいうちつむぎ)がみかねて、帯を直してくれるのだった。ホッと一息つくことができたところに「あんたちょかやな」と嫌味を言われてしまう。「なんなのよ、あの人!」と思いつつ、なぜか気になる千鳥だった。古今集に歌われる『夕暮れは雲のはたてに物ぞ思ふあまつそらなる人を恋ふとて』のように思い人は遠く手の届かない場所にいるのか?それとも…。★もり先生から一言:呉服屋の若旦那とのコイバナです。京都を舞台に着物男子の格好良さをお伝えできればと思っております。【オヤジズム】
  • 不可聴領域 1
    -
    人間には感知することができないはずの音がリアルに聞こえる!?高度成長期に建てられ多くの人々でにぎわっていた団地。しかし時代は流れ、建物は老朽化し、いつしか子供たちは消え、老人ばかりがとり残されてしまっている。生活安全課に配属された星名は、先輩の諸井、同僚の橋口とともに管轄内に住む老人たちの苦情処理の毎日を送っていた。そんな中、盲目の少女の失踪事件が発生。この事件をきっかけに大きな謎に取り込まれていく…。「あまつそらなる」のもりひのと先生と映画「感染」の落合正幸監督がコラボレーション!過疎化が進む団地で何かが起こる…。【オヤジズム】

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