やまのまや - ハーレクイン・クラシックス作品一覧

  • 恋はほろにがく
    -
    ナタリーは大企業の社長秘書として働きはじめて五年になるが、ひそかに社長ケインへの恋心を温めてきた。強引でやり手の彼は黒髪と緑の瞳の持ち主で、男性的魅力にあふれている。しかし最大の欠点は、女ぐせの悪いこと。ナタリーは次々と女性を替えるケインに嫌悪感も抱いていた。それでもなお思いはつのる一方だ。なんとか気持をふっきろうとある日、友人の弟とデートしてみるが、友情以外は芽生えない。ナタリーの陰に男性の気配を感じとったケインは彼女の私生活にまで何かと口出しするようになる。従順な秘書に恋人ができたら、仕事に支障をきたすと思ってるのね。いくら社長でもあんまりだわ。
  • 憂鬱な花嫁
    -
    ついにこの日がきてしまった。今日は私の結婚式……。だが、ソフィアは幸せどころか憂鬱でしかたがなかった。なぜなら、おなかの子の父であるゴドフリーと結婚するのではなく、その弟のジョナサンと結婚しなくてはならないからだ。しかも彼は、兄の死の床で交わした約束を守ろうとしているにすぎない。ゴドフリーの子供に幸せな生活を与えるための便宜的な結婚だ。ゴドフリーはあんなに穏やかで優しかったのに、ジョナサンは無愛想で、ただ威圧的なだけ。彼の前に出ると心臓は不安に速くなり、何を言うにも口ごもってしまう。でも彼は約束してくれた。結婚は形だけで、落ち着いたら離婚すると。それなのに誓いのキスは長いし、瞳の奥には情熱を秘めたきらめきが……。★大人気作家ミランダ・リーが、便宜上の結婚を強いられた花嫁の苦悩を描きます。★

最近チェックした本