【感想・ネタバレ】ハダカの東京都庁のレビュー

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Posted by ブクログ

東京都庁の元職員であり、上級職でもあった著者。

東京都庁の内側のちょっとおかしな職員事情や、知事と都議会議員に挟まれる人間模様など、日本最大の地方公務員集団を風刺することで、一般社会との解離を表出させている。

後半に掲載されている、東京都議会の古参議員による発言「都政は永遠、、、」は非常に突き刺さった。過剰に上に媚びへつらうことなく、都民のために働かなければならない、という公僕としての真髄が現れていた。

巻末にここ数代の都知事についての考察がある。挙げてるなかでも、現知事はやはり最悪の知事だろう。詳細は割愛するが、パフォーマンスだけで知事は勤まらない。

なかなか表沙汰にはならない、都庁の裏側が見れた。更に深掘りしてくれそうなので、期待したい。

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2022年12月12日

Posted by ブクログ

外から見えないアレコレを面白おかしく暴露している。ここまで暴露する地方公務員はいないのでは。ここまで晒して大丈夫?面白かった

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2021年10月16日

Posted by ブクログ

東京都の元幹部職員による
都庁の内部を描いたいわゆる暴露本。

ライトなタッチで、楽しく読める。
官僚組織とはどういうものか、
政治家と官僚の関係など、
行政組織について、
わかりやすく知ることができる。

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2021年07月11日

Posted by ブクログ

 部長や局長は雲の上のような存在だが、この人たちも知事対応や議会対応となるとこき使われて大変なのだなぁと感じた。
 こういった負の側面も知ることは大切だと思う。いろいろな側面から東京都に関する知識を増やしていきたい。

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2021年06月13日

Posted by ブクログ

都庁のトリビア本。
筆者の目を通して公務員の仕事の感覚、考え方、気の遣いどころなど、普段なかなか窺い知ることができない世界を見られるのが面白い。

知事や議員の存在や人柄、考え方がいかに公務員の働き方に影響を与えるのか。選挙、一人一人の投票が大事なのかを考えさせられる一冊だとも思う。
そういう意味で、都議選前のこの時期の出版も納得である。

選挙は単なる人気投票ではない。
こうした一人一人の役人の働き方を決める機会であり、その先に我々市民に関わる政策であり施策であり事業は存在するのである。 

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2021年06月12日

Posted by ブクログ

東京都の人事課長などを歴任し、暴露本執筆で小池知事の逆鱗に触れ外郭団体理事長を解任された著者が都庁の実態を明かす。
紹介される都庁、特に小池都政の裏話的エピソードはなかなか興味深かったが、思っていたより下世話度が高く、ちょっと盛っているのではないかという感もあった。

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2022年04月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

簡潔に要点をもった内容は非常に面白かった
ゴシップ面もあるのは確かだが、事実として大きな組織の病巣がはびこり、独自解釈の社会になってしまっている。
改革は中々重いが、その時を信じてつみかさねていくしかないだろうと思った。
続編も待ち望みます。

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2022年03月20日

Posted by ブクログ

元東京都庁の幹部が暴露する小池都知事の実像と都庁内部のトリビア。

総務局の人事課長や中央卸売市場次長だった筆者。豊洲市場への移転のドタバタを描いた著作「築地と豊洲」が都知事の逆鱗に触れ天下り先を追われる。本書はその続編的な内容。

都庁幹部だったからこそ明かすことのできるトリビアな内容が満載。とはいえ、本来の公務員の守秘義務や道義的に考えてこの手の暴露話は個人的にはあまりいただけない。外務省の孫崎享、文部科学省の前川喜平といいどこか品がない。反政権的な立場の人が飛びついてくるのだろうが。

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2021年09月25日

Posted by ブクログ

youtubeネタの域を出ない程度の都政コラム本。
樋口前議員(当時・現在の千代田区長)のやらせ質問のくだりはなかなかの緊迫感があるが、今更なので、詳しく聞くには百条委員会を設置して呼ぶしかないですね。

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2021年06月11日

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