【感想・ネタバレ】教育現場と研究者のための著作権ガイドのレビュー

あらすじ

教材づくり、オンライン授業配信、行事や入試、論稿の作成……教職員と研究者があらゆる場面で悩まされる著作権の問題を、111のQに分け簡潔に解説。適切な対応と考え方が一目で分かり、応用も利く。法の専門家が徹底的に実務に即して回答した最新・信頼の必携書。

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Posted by ブクログ

著作権についての本は多く、学校でも一度は情報関係の授業等でとりあげられているはず。この本は、著作権について基本的な部分にも触れながら、特に「教育現場と研究者のため」とタイトルについているように、学校現場に著作権が、どのように影響しているのか、関わるのかを、事例やQ&Aで具体的に挙げているところが面白かった。

特に最近のICT活用の背景もあり、さらに2年前のコロナ休校によってオンライン授業や支援が余儀なくされ、導入されたこともあって、教育のICT活用やオンライン授業、コンテンツの公衆送信に関して、著作権法第35条も改正、施行されたのですが、その辺りを重点的に運用も含めて具体的に述べている点も、今後の学校教育を考えるうえで参考になりました。デジタル・シティズンシップの観点から著作権について考えると、著作権もルール(禁止)という見方から、自身が知的財産を創造し共有し活用する社会の一人だと自覚し、豊かに利用するという方向にシフトする必要があると思います。

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2022年01月22日

Posted by ブクログ

学生が問題を起こしたがどうすればいい?のQ&Aが特に面白いです。YouTube、Twitter、Instagram、学生が問題起こすネタが増えましたね。特に低年齢の生徒を指導する教師と使用者は生徒の不法行為の責任という火の粉が飛んでくるから一層気をつけないといけない。他人事なので読んでいてもどうとも思わないですが、当事者は大変でしょうね。

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2024年12月27日

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