【感想・ネタバレ】植物ヲタな料理男子が、異世界で王立海軍の専属料理人になりました！のレビュー

遠坂カナレ

料理研究家だった祖母が大切にしていたハーブ園で、木にひっかかっていた大きな翼が生えているうさぎを助けようとした高校生の優真はバランスをくずして異世界に落っこちてしまう。
うさぎは異世界の『生命の森』を守るために、優真の祖母を勧誘しにやってきた天使らしいが失敗して優真をつれてきてしまったのだ。
あせる優真だったが、とりあえず『生命の森』を破壊しようとする海軍から森を守るために、森の素材を使った料理で隊員達の病気を治す約束をしてしまいーー!?

[ブクログ · ★★★★★]

植物が好き、料理が好きという気持ちが溢れ出ている優馬は見ていて楽しい。見たこともない料理に驚きながらも美味しく食べる海軍の隊員たちも。料理を通じて隊員たちとの距離が近づいていくのが、なんだか嬉しくなった。
子どもに見える優馬の言葉を信じてチャンスをくれたロレンツォ。ちゃんと国民の方を向いているのが分かって、何があっても大丈夫そうだな。と安心できる。優馬の料理を前にしたときの子どもっぽさとのギャップは面白かった。

[ブクログ · ★★★☆☆]

祖母が死んで、ひょんな事から異世界に来てしまった主人公。
そこは『生命の森』を守らねば衰退していく世界だった。

植物のためなら！　と頑張る主人公と、食いしん坊の権力者。
王妃様の問題、隣国の問題、と次々とやってくる話に
全力で向かっていますが、とにかく美味しそう。
でてくる料理が美味しそうで、空腹時に読むには
かなりきついものがあります。
料理は偉大です。

しかしふとったウサギ…。
どれだけ、つまみ食い？　したのでしょうか。