【感想・ネタバレ】天空列車 青海チベット鉄道の旅のレビュー

あらすじ

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チベット――テレビや雑誌でときおり見かけるその風景に惹かれいつか行ってみたいと思いながらも、その行程を思うと諦めの気持ちを起こさせる土地でした。ラサの都になら飛行機で行けますが、本当の「秘境」へ到達するには時間はもちろん、高山病の危険も伴う辛い道程が待ち受けているイメージ、それがかつてのチベットでした。しかし2006年7月から営業運転を始めた青海チベット鉄道(青蔵鉄道)は、そんな過去の常識を覆し、まるで日本で寝台特急に乗っているかのような気楽さで、5000メートル級の峠を軽々と越え、7000メートル峰の雄姿を車窓に映しながら1泊2日でラサまで連れて行ってくれるのです。人呼んで「天空列車」。チベットを身近にしてくれるこの鉄道の魅力と見どころを余すところなく紹介する本書を手に、ぜひあなたも夢のルートを辿ってください。
※本商品は過去にダイヤモンド社から発行されていた商品になります。収録内容に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。

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Posted by ブクログ

月末にチベットに行くことになり、本で予習。まさにこの青蔵鉄道に乗る予定なので、読みながら鉄道の魅力と美しい写真の数々に目を奪われた。

ちなみに私は大学生のとき、「日本で最も標高が高い駅」である野辺山駅周辺で研究をしていて、最大標高点の線路地帯も行ったことがあるが、本によると、チベットのこの鉄道は、5つの世界一になっているらしい。

1.世界で最も標高が高いところを走る鉄道
タングラ峠が5072メートル
2.世界で最も標高が高い鉄道駅をもつ
唐古拉駅 5068.63メートル
3.世界で最も標高が高い凍土トンネル
標高4905メートル、全長1338メートル
4.世界最長の高原凍土トンネル
標高4648メートル、全長1686メートル
5.凍土で作られた世界最長の鉄道橋 清水河特大橋
全長11.7キロ

野辺山は標高も、1300メートル強だったので、桁違い…笑。
8割は写真の本だが、最後の方に鉄道の解説が書かれていて、いまのように観光客向けの様相で走るようになったのは2006年からだそうで、車内設備なども参考になった。

旅行が楽しみ。

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2019年08月11日

Posted by ブクログ

中国とチベットを結ぶ青蔵鉄道の車内や車窓の風景を写真をふんだんに用いながら紹介している。「いつか行ってみたいな」「行ってもいいかも」くらいの今のところ実行性の薄い旅のガイドブックとしてはいいかも……っていうか、その程度の用途にしかならない。ま、雄大なチベットの景色を楽しめたし、特に行くつもりもないのでいいのです。
この青蔵鉄道は2006年に開通したのだとか、悲願ともいうべき開通だったらしいけど、こうして中国とチベットが近くなることで、近年の度重なる確執の表面化が現れてもいるのだろうなと思うとフクザツ……。

0
2014年07月05日

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