【感想・ネタバレ】10歳から始める! 起業家になるための「7つのレッスン」のレビュー

あらすじ

子供の将来を守るために起業家が教える「お仕事の練習帳」。学校、会社に「教育」を任せるだけの時代ではないから、読んでほしい!

近年、教育に対する考え方が変わり始めています。これは終身雇用が崩壊し「大企業に就職すれば安泰」という言葉は、過去の産物となってしまったからです。そんな中、親の見栄を優先させるような学校に入れていたら、子供たちの未来はありません。それどころか自分の意見を持たせない旧来型の人間が量産され、社会では使いものにならない人たちが溢れるだけです。とは言え、教育を学校任せにしてきた親たちは、何を子供に教えれば、将来イキイキと生きる子供を育成できるのかが分からないと思います。そこで本書では、起業家が教える「おしごと練習帳」ということで、世界で活躍する子供たちを育てるための1冊です。

主な内容
【はじめに】8歳の長男が答えたビジネス戦略
【起業家教育 レッスン1】好きを見つける!
【レッスン2】背中を見せる
【レッスン3】イメージさせる
【レッスン4】体験させる
【レッスン5】客観的に判断させる
【レッスン6】観察させる
【レッスン7】実践させる
【あとがき】変わる未来、今の常識が通じなくなる前に

【著者プロフィール】
船ケ山 哲(ふながやま てつ)
1976年生まれ。神奈川県出身。カナダ在住。1999年より、マーケティングの研究をはじめる。サラリーマン時代より、副業でそのノウハウを実践し、マーケティングの威力を体感する。それまでの実績をベースに2013年に、株式会社REMSLILAを設立し、第2の人生を起業家としてスタートさせる。著書『売り込まずにお客が殺到するネット集客法』を出版し、書籍ランキング1位を獲得。著書は『定年までに複数収入をつくる「お金革命」』(きずな出版)、『会社を辞めずに収入を月50万円増やす! 』(集英社)、『武器としてのビジネススキル』(PHP研究所)、『お金と自由をもたらす最速の稼ぎ方』(徳間書店)など多数。

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Posted by ブクログ

自分はサラリーマンなので、起業家としては、この本で書かれている子どもですので、子どもという立場で読んでみました。
この本でいう子どもにやらせることを、自分も然るべき場を見つけてやっていこうと思いました。

この本で印象に残った事項は次の通りです。

・日本のお金の教育は遅れている。
・教育の基本は、見せる、教える、修正する。見せるが1番重要、100回くらい見せる。
・神社に行って合格祈願をする暇があるのであれば1つでも多くのチャンスを用意する。
・知る、やる、できる、そして、自分の理解を他人に分からせ表出させることができるようにする。
できるレベルになれば後はセンスとスキルを磨いていくだけ。
・一流の人とは配慮と気遣いのできる人。
・たくさんのものを見て触れて体験し脳にインプットしておけば必要な時に最適な情報として脳の中から引き出すことができる。
・成功者は常に成功者とだけ付き合い、情報交換を怠らない。
・成功を早く手にしている人は何を真似すればいいかを知っており、常に成功の速度を意識している。

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2021年02月07日

Posted by ブクログ

起業家マインドを教えてくれる本。子どもの育て方だけではなく、部下に対しても使える内容がまとまっている。サラリーマンに疑問を持ち、起業に興味のある人にはいい起爆剤になりそう!

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2024年10月27日

Posted by ブクログ

会社員として生きていくことに疑問を感じさせられる本でした。会社員のメリットを最大限受けられたのはバブル期。今はしんどい働き方になっている。

将来子供が生まれた時にカッコいい姿を見せたいなら、起業家が手っ取り早い。会社員では子供に働いている姿を見せるのは難しいですからね。

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2024年05月26日

Posted by ブクログ

1時間で読めます。
行間があり、もっと本を薄くしてもいい。

よく聞く話が書いてあるので、参考になったことはなかったなあ。

労働の対価として給料をもらうサラリーマン。
労働し続けなければ、対価は得られない。

本を書いたり、セミナーをするなど、サービスや製品を提供することで給料をもらう起業家。
もセミナー資料も、一度作れば、何度でも使いまわせるので、当たれば大きい。ゼロかもしれない。

どちらを選ぶか。

終身雇用がなくなりつつあるから起業せよという話だけど、企業で学べることも多く、その後独立しても遅くないし、企業にいるから多くの人とスキルを補いながら働けるというのも事実だと思う。
他人の意見に流されず自分で決めなきゃね。

好きなことをやれば、スキルもノウハウも溜まり、それに対してお金を払ってもいいという人が集まり、またスキルやノウハウが溜まり、オンリーワンになれると思う。その好きを見つけ、育てるのが親の仕事というのは同感です。

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2020年11月22日

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