あらすじ
人類がはじめて靴を履いたのはいつのこと?
古代エジプト人が試みた手術とは?
世界最初のチェーンストアはどこの国で生まれた?
1977年に日本の研究所が世界に先駆けて生み出したものとは?
ボタン、ホットドッグ、スーパーマーケット、コンタクトレンズ、数字、
タイプライター、歯科ドリル、電気自動車、裁判官、憲法、貨幣、小説、テニス……
圧倒的な情報量! 驚きの連続!
「最初」を知れば、世界がわかる!
ネジから女性の権利まで、人類文明における「はじめて」をこの1冊で網羅!
イノベーションはどのように起きたのか?
文明はどのように進歩してきたのか?
世界を知り、未来を切り拓くための、知識と驚き満載の書!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
本当に「なんでも」を、どこの国が最初に発明
したのかを掲載しています。
食べ物系がなかったのがちょっと残念。当たり
前ですね。その国だけでしか食べられていない
可能性がありますからね。
気になった箇所を紹介します。
ビーチサンダルは日本の草履を元にして1950
年に米国で登場しました。
使い捨てコンタクトレンズは1987年に実用化
されました。割と最近だな、という印象です。
カメラ付き携帯はやっぱり日本です。J-SH04
これはソフトバンクの前身のJフォンで機種は
シャープ製ですね。
カラーレーザープリンターは1995年に米国で
初めて市販されたそうです。これも最近だ。
世界の変化を感じる一冊です。
Posted by ブクログ
宇宙の始まりから、文化、社会、生活、科学、医学、文学、ICT他、ありとあらゆるさまざまなものの「はじまり」を記した本。
数えてはいないが、数千に及ぶアイテムの始まりを記載しているので、それぞれのアイテムについての記述はほんの数語のみ。
それらの発祥の国として頻出するのは古代メソポタミア、ギリシャ、エジプト、中国、米国等だが、少ないながら日本についても、華岡青洲の「通仙散」(全身麻酔薬)、無鉛ガソリンの販売と有鉛ガソリンの禁止、新幹線(開業時の写真も掲載)、自動民間用カーナビゲーション、電子式テレビ受像機、市販ビデオカセット、クォーツ式腕時計、二酸化炭素排出量観測衛星、天皇(皇帝)、女帝、紙のリサイクル、サインペン、源氏物語(初めて女性が書いた小説として)、漫画(鳥獣戯画、写真付き)、たまごっち(電子玩具として)等々が言及されている。
記載されている内容の真偽はわからないが、とにかく良く調べたな~と思った。現代はネットがあるとはいえ、それでも各アイテムの始まりを遡って調べる労力は膨大だったと思う。この点だけでも著者には敬意を表したい。
雑学好きは一読の価値があると思う。