あらすじ
「ありがたい話なんて、何もでてきませんよ?
私は、ただの薬剤師ですから」
そんな飾らない第一声とともに、白衣姿の薬剤師がゆっくりとした足取りで現れた。
東京下町のとある一角、大正12年創業のその薬局と同じ年齢の、おばあちゃん薬剤師、
それが比留間榮子さんだ。
雨の日も風の日も、猛暑も大雪もものともせず、
日々、薬局に立ち続け、お客様に手を添え心を重ねること75年。
かけるひと声、添えるその手が
「榮子先生に会うだけで元気が湧いてくる」
「来るたびに握手をして、パワーをもらえる」
と地元で評判の薬剤師。
そんな彼女が、薬とともにそっと手渡してきた「言葉のくすり」。
権威ある称号も名誉な勲章もないけれど、
ただひたむきに、目の前のひとりに心を重ねる長い年月が調合した、
自分にも誰かにも、少しやさしくなれる処方箋。(イントロダクションより)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
未来の心配より今日を楽しくする方法を考えましょう✨ありがとうは最高の薬✨家族に不平不満を言うよりもいきいきと過ごす姿を見せる。今日目が覚めたというこたは今日を生きなさいということ✨
Posted by ブクログ
長年の薬剤師経験から来るメッセージがすごく深く胸に刺さった。そして色々な教えの中でも自分のことをケアすることの大切さに共感した。まずは自分のことを大切にするところからだな、と感じた。
Posted by ブクログ
ニシトアキコの話し方教室のひるぴーから紹介されて読んだ本。
良かった。
なんと言っても素敵な言葉のシャワーかなっと思えた。
素敵な言葉が多いので、心に留めきれない。
「疲れた」とは言わない、耳は素直だからその通りになる。
「何かお役に立てますか?」を口癖にする。