【感想・ネタバレ】コロナ後の世界経済 米中新冷戦と日本経済の復活!のレビュー

あらすじ

今こそ日本株に投資すべき! コロナ後の米中新冷戦時代、世界の投資マネーは日本をめざす。2020年3月、コロナショックと呼ばれる世界経済の混乱とマーケットの暴落があった。一時はリーマンショック以上の恐怖のシナリオを囁かれたが、世界的な金融緩和とコロナの被害が常態化するにつれ、「不況下の株高」という異常な経済が始まった。一方、ますます激化する米中の対立、コロナの再燃も予測されるなか、これからの世界経済や地政学的状況はどのように動いていくのだろうか? トルコ人で天才エコノミストの著者は、今後は世界の投資マネーが日本に集まり、日本の株式市場が空前の活況を迎えると大胆に予測する! 2025年に日経平均は5万円を超え、バブル期を超える日本株の上昇がおこるという。世界的なインフレが予想されるなか、資産を目減りさせないためには、株式投資を学ぶべきだという。世界経済の分岐点に当たる昨今、アフターコロナの社会状況の変化も考えつつ、長期的にどんな視点で投資すべきかを語り、具体的に注目している銘柄一覧も掲載する。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

2018年時点で全世界に約人口18億人いるイスラム教徒の人々たちは世界最大勢力で、そうしたイスラム世界に関するお話。
イスラム教徒が食べられるハラルフードをビジネスチャンスにしていくお話。

・巨大企業日本製鉄が歩んできた道。
過去の日本の先人たちの立派で優れた働き方を知ることができて勇気づけられました。

日本がポスト香港になる。日本経済・日本株が上昇していくことを書かれています。

もちろんわたしも日本経済が良くなっていくことを望みますし、願いはします。

ですが残念ですが一番大切な、根本的に日本経済を支えていく日本人の人材が育っていない、本書の著者のエミン・ユルマズさんみたいに学力もあり、硬派で身心優秀な日本人の人材が育っていないと思います。

また老若男女の一人でも多くの日本人が硬派で有意義な働き方をしてお金を稼いでいく環境・仕事・職場がどんどんなくなっていっているように思います。
どんどん外国人労働者を増やしてきていることも理由だと思いますし。

わたしはいろいろな意味で日本は世界の中での中立国を目指していくべきだと思います。

本書の内容とは異なりますが、ここ数年盛んになってきている日本人が株・投資をしていくことに関しての、わたしの考えです。

わたしは株・投資に関しては素人ですので間違っているのかもしれません。
ただどうしても納得ができないのが、Youtubeの投資関係で人気の動画の数々がほとんどすべて喜々として、得々として外国株への投資を勧める動画が多いことに関してです。

なぜ日本人がせっかく稼いできた大切で貴重なお金を外国へ投資していかなくてはいけないのか?
日本人のお金を外国に投資して、それで本当に日本人と日本が豊かになれるのか?結局は外国に投資をした殆ど多くの日本人の大切なお金は、外国人に食い物にされて、外国人を豊かにしていくことにしかならないのではないのか?とずっと疑問で不可解な納得ができない思いをしてきました。

もしもそうなのだとしたら、わたしは自分のお金が外国人に食い物にされてしまうのではなくて、自分が稼いできた大切で貴重なお金は日本・日本人に投資していきたい。日本人と日本を豊かにしてくことに自分のお金を使いたいと思います。

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2022年07月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

米、中、EU、新興国、日本の立場について、米中新冷戦を軸に日本の株式市場の将来が明るいことがわかりやすく解説されている。
中国の戦略とそれに対するアメリカの措置について、わかりやすく解説されており、日本は両大国が味方につけたい対象であることがよくわかる。

著者は2025年に日経平均5万円を予想しているが、やはり日本株が指数としてアメリカ株をアウトパフォームするのは無理ではないかと思う。日経平均が5万に行くなら同じ時にsp500 は8,000を越しているのではないか。
日本には人口減少とデフレ、出る杭を打つ空気感があり、アメリカに勝てる要素が見当たらない。
しばらくはローテーションの中で日本株も調子が良いかもしれないが、あくまで短期的な話。

長期投資の中心はアメリカ株というスタンスは変わらないですが、日本株をポートフォリオの一部に組み込もうと考えるきっかけになりました。

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2021年02月21日

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