あらすじ
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正解のない時代に必要な思考スキル「哲学思考法」
本書は、哲学の知識や教養ではなく、「哲学思考アプローチ」の方法をお伝えします。
仕事、人間関係、人生のあらゆる悩みや迷いに、自分なりの判断軸が見つかる方法です。
【4つの力に効く】
<1>ぶれない力
自分だけのブレない軸が見つかり、判断力が上がります。
<2>伝える力
自分の頭で考え、自分の言葉で伝える力がつきます。
<3>理解する力
自分とは異なる意見を、深く理解する力がつきます。
<4>生み出す力
問題を根本から理解し、新しい価値を生む力がつきます。
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Posted by ブクログ
哲学的な思考法について体系的に学べる本。
巷に数多あるビジネス本や自己啓発本を読んだり、他人の経験談をググったりして、すぐ手に入るわかりやすい「答え」を求め、目下の悩みや課題への解決法を取得した気になっていた自分に気づいてハッとした。
それらはその作者の体験談や考えでしかなく、自身の本当の課題、悩み、考え方や価値観は自分の中にしかない。
自分の言葉で考え言語化すること、表現する力の大切さについて改めて気付かされた。
忙しい日々に忙殺されゆっくり考えるということを後回しにしがちだが、「自分にとって幸せとは何か」「人生をどう生きたいのか」について自身の考えを整理したいと思う
Posted by ブクログ
哲学はあらゆる分野で応用できることを知りました。
また、企業にも取り入れているので重要な役割を果たしていることが分かり、もっと若い世代に浸透させていくべきだと思いました。
Posted by ブクログ
「哲学すると、巷でよく聞かれる言葉や規範(〜すべき)が、よくよく考えてみれば、大した根拠もない、誰かの勝手な意見であることに気づくことがあります。」
哲学が好きだと思っていたけど、学問としてというよりも哲学すること、そのプロセスが好きなんだと思った。
理数系科目が苦手で大嫌いだったのは「これはこういうものだからとにかく覚えなさい」と頭ごなしに言われるから…笑 いちいち「だからなんでよ!」と思いながら渋々問題を解いていた(理数系好きな人ごめんなさい)
筆者が言うように、常識なんて誰かが勝手に決めたことじゃないかと思うようになる人がもっと増えれば、自分の意見の根拠を追求する人がもっと増えれば、社会はもっと優しくなれると思うんだけどな
Posted by ブクログ
哲学の用語をまったく知らなくとも、わずか2時間程度で読めてしまう哲学への入門書。ただし、入門書といっても哲学史などの学問的な哲学は学べないので注意が必要。本書で扱うのは、もっぱら「する哲学」の方である。なぜ哲学的思考が大切なのか、哲学的な問いの建て方とはどういうものかというところから教えてくれる。哲学的思考と聞いて、「ナニソレ?おいしいの?」と思うような人には一度読んでみることをオススメしたい。きっと世界が広がると思う。