あらすじ
「コミュ力」がなくても、
仕事で“成果”を出すことはできる!
「コミュ障」経営者が実践する、人間関係がラクになる仕事術。
「初対面の人と話すのが苦手だ」
「大勢いる場だと人見知りをして話せない」
「目上の人の前では緊張して頭が真っ白になってしまう」
わかります。実は僕も、コミュニケーションが得意なタイプではありません。
いわゆる「コミュ障」と言われるくらいコミュニケーション能力の低い人間なんです。
相手の目を見て話すことなんて当然できないし、その場の瞬発力でいろいろ話したり、相手の懐ふところにうまく入ったりすることもできません。
社員との飲み会でも、気づいたら僕ひとりになっていることがあるし、大勢が集うパーティに行くと人見知りを発揮して、場合によっては名刺を1枚も交換できないまま終わることも。あるときは、自分が登壇したイベントの懇親会でひとりぽつんと立っていたこともありました……。
実は、多くの人が誤解していることがあります。
それは、「コミュ力がないからといって、決して仕事ができないわけではない」ということです。
僕の経験上、コミュニケーション能力が低くても、人脈がなくても、仕事で成果を出すことができる!
これを伝えたくて、この本を書くことを決めました。
*「はじめに」より抜粋
空気を読まずに、仕事を前に進める――。
人間関係がラクになる仕事術をまとめた一冊です!
<内容>
・自分が得意なパターンで勝負する
・読めない空気は読まなくていい
・人付き合いが苦手でも問題なし
・ピラミッドの頂点を目指す戦いに挑まない
・「コミュ力」を因数分解して整理する
・聞きにくいことは、思い切って尋ねてみる
・プレゼンは1スライド1分を心がける
・正面ではなく、横に並ぶ
・「コミュ力」が高い人は特別だと諦める etc.
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
コミュ力なんていらない
人間関係が楽になる空気を読まない仕事術
コミュニケーション力、いわゆるコミュ力。これがあるから、仕事ができる、ないから仕事ができない、それは大きな間違い。実際に、コミュ障である著者が送る仕事の進め方
1. 「コミュ力」がなくても仕事はうまくいく
2. 「コミュ力」を因数分解してみると。。。
3. 「コミュ障」の僕が実践している、仕事の作法
4. 「コミュ障」でも、人間関係が楽になる考え方
この本は、フルリモートで作ったらしいですよ!
世間でいわゆるコミュ力と言われる、コミュニケーションを上手に行う作法。それがないからと行って、落ち込んでいる人はいませんか。この本を読んで驚いたのは、コミュニケーション能力と、仕事ができる力は比例しない、ということ。自分が得意なパターンで勝負する、それが筆者のやり方です。つまり、コミュニケーション能力が周りよりも低いならば、それを回避する方法で戦う。この考え方には驚きました。王道の戦い方を選ばず、自分が一番価値を発揮できる戦い方を模索する。これができるようになるための様々な方法がこの本にはかかれています。
「その人なりの好きなことや得意なことに対しえて「すごいじゃん!」と言ってくれる人や、ありのままの自分でいられる場所があったほうが、はるかに自信につながるし、幸せになれるのかなと思う」
という考え方、これも最高です。この本は定期的に読み直して、仕事に対する基本の考え方にしたいと思います。
まとめ
- [ ] 自分の能力を発揮できる場所を探す
- [ ] 王道の戦い方を選ばず、自分が一番価値を発揮できる戦い方を選ぶ
- [ ] 有能な人と仕事をしたいなら「コミュ力」以外の能力の見極めが大切
- [ ] 本当の人脈作りに、過度なコミュニケーション能力は必要ない。
- [ ] 「苦手な方法で勝負をしない」と心がけて、勝てるパターンを習得する。
- [ ] 仕事で求められる「コミュ力」とは、こちらが話したいことをわかりやすく伝えられるかと、相手が言っていることをきちんと理解できるかの二つ。
- [ ] 相手のことを無条件で信頼したほうが、結果的に仕事が楽になる。
- [ ] 正面ではなく、横に並んで話をしたほうが、リラックスでき、相手の話に集中できる。
- [ ] 仕事はみんなが、同じ方向さえ向いていればOK!
- [ ] ビジネスメールでも、相手と同じ温度感になrば、固い文章でなくても良い。
- [ ] 会社のカラーにあったリモートワークを模索する。
真正面から向き合わなくても、大丈夫。きっとうまく避けながらやる方法もあるよ。
とのこと。少し勇気を持てました。
Posted by ブクログ
コミュ力と一概に行っても仕事とプライベートは別々。コミュ力という要素を分解すると、得意不得意が見えてくる。
コミュニケーションは、相手を理解することと自分の考えを、伝えることだけを意識する。
うまくコミュニケーションを取ろうと思わず、この2点に徹し自分がコミュニケーションを取りやすい方法で取る。チャットでも構わない。
自分はコミュニケーションが苦手であったが、うまく伝えなくていいと思って気が楽になった。
会議で発言が苦手だったので、文字が見たら誰でもわかるように工夫したり、プレゼンではメモに打ち込んだり、コミュニケーション能力が低くてもできる方法があり参考になった。