あらすじ
持っている服の何割を着ていますか? 使っていない食器がどれだけありますか? 読まない本、二度と見ない資料、捨てられない思い出の品……。人は持ち物の2割で、生活の80%をまかなっている(8:2のルール)――つまり、持ち物の8割を捨てても、それほど生活に支障はないのです。むしろ、使わないもの(=ガラクタ)は、私たちの心理に微妙に影響し、後ろめたさ、恥ずかしさ、落ち込み、焦りといった負のダメージを与え続けます。
本書は、風水整理術の第一人者カレン・キングストン直伝のガラクタ整理術を、より平易に解説したものです。古いものを手放せば、新しいものを受け取るスペースが生まれます。やりたくてもなぜか手につかなかったことが、できるようになります。過去の恋愛や人間関係に引きずられなくなり、新しい出会いに恵まれます。持つことから持たないことへ――生き方の転換で本来の自分が輝き始めるのを、どうぞ実感してみてください。
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Posted by ブクログ
ガラクタを捨てる規準や方法のみではなく、ガラクタを持つこと捨てることのメンタリティについて。
ただ片付けるというより、どんな気分になりたいかについて参考に良し。
いわゆる成功哲学や成り上がり自慢のビジネス書みたいな、うんざりする自慢話でなく、普通の人が普通に良くなった感じに好感が持てる。
以下、参考にしたいこと
風水定位盤の活用
始める日付を決める
やりやすい時間帯を見極める
制限時間を設ける
ガラクタリストを作る
簡単なところから始める
アップテンポな曲をかける
赤い服を着る
ゴミ用、リサイクル用、移動用、修理用、ジレンマ用の5つの箱を用意するガラクタを家の外に出す
自分にご褒美
優先順位を決める
Posted by ブクログ
非常に興味深く、読みやすかった。
読んでいて、整理整頓したくうずうずしてしまいました。
8割を捨てるって、すごいことだけど
やってみたくなります。
竹内さんのブログを読んでても、すがすがしい気持になりますよ(=^^=)
Posted by ブクログ
だいたいわかっている内容だけど、読めばまた捨てる気持ちが高まって、おかげでだいぶ捨てられた。しかも毎日捨てようかなぁという気持ちになっている。まだまだ絞れるもんね。
「本音で持っていたいものか、心から大好きなのか、義務感でもっているのかを見分ける。
「ある朝、私は目が覚め、ベッドから起き上がろうとしました。するとなんだか変なのです。平衡感覚がなく、目の前の世界が左に傾いていたのです。とくに風邪を引いていたとか、体調がすぐれなかったというわけでもないのに、ある日突然、目が覚めたら世界が斜めになっていした」
これって、小説の書き出しにいいみたいな雰囲気がある。
・新しい自分になるために、古い自分を感じさせるものはすべて整理
結局、次の原則を知っていればよいということね。
・見たり思い出したりしたときに笑顔になるか? 元気になるか?
・一番好きか?
・2年以内に使ったか?
最後のスペースクリアランスとクリアビジョンというのは、結局、「いいものだ」ということしかわからないのだから、ここで書いてもあまり意味がないような気がする。曖昧な気分になって終わる。