【感想・ネタバレ】おっぱい先生のレビュー

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Posted by ブクログ

助産院のお話。おっぱい先生に助けを求めてくる人が何かを掴んで帰っていく所にホッとする。出産後お母さんは育児で本当に大変だけど、この本読んで気持ちが穏やかになった。女性だけではなく男性にも読んでもらいたいなぁと思いました。

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2020年08月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

妊娠、出産、子育てを母親のものだけと思っている人が多いのは何故だろう。
そんな事を考えた。
誰もが母から生まれてくるのに。
周囲は冷たい。
何処にも、こんなおっぱい先生がいてくれたら、どれだけの人が救われるだろう。

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2020年05月27日

Posted by ブクログ

「助産師」さんのお仕事小説であり、4人の母親たちの救済の物語でもある短編集。
良かった~。
これは出産を控えている人の参考にもなるし、今、授乳で「おっぱい」に悩みを抱えてるママたちの助けや励みになると思います。

私にも子どもがいるので、赤ちゃんだった頃を思い出して優しい幸せな気持ちになりました。
赤ちゃんって、そこにいるだけで周りを幸せにする存在だと思う♪

…とは言っても、母乳が充分に出ない、赤ちゃんが飲んでくれない、胸が張って痛い…などおっぱいの悩みは尽きない!

産休明けの家事育児、仕事に追われいっぱいいっぱいのママ。1日中誰とも話さず、狭い世界で孤独に頑張るママ。「完全母乳育児」という“おっぱいの呪い”に苦しめられたり、自分がダメな母親に思えて苦しんだり、ぐるぐると暗い思考に陥っちゃいがち…。

私も他者の言葉に傷ついたことがあるし、自分を不甲斐なく感じたこともあった。遠い記憶を色々思い出した…。
ちなみに私は乳腺炎経験者。助産師さんに救われた一人です!

懐かしく思い出しながら読むも良し。
今後の出産、断乳に備えて読むも良し。
奥さんの不安や大変さを知るために読むも良し。

赤ちゃん独特の甘い優しい幸せな匂い、可愛いしぐさを思い出して自然と顔がほころぶ。

助けは求めてもいい。いや、求めた方がいい!
「お母さん、一人で何でもかんでも抱え込んで頑張り過ぎないで!」、って言いたい。
読めて良かったです。

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2024年01月29日

Posted by ブクログ

おっぱいの大切さをつくづくと感じました。
独身男性に勧めたい!
子供が生まれた時に岩波書店「最新育児百科」松田道雄著を読んで女房と悪戦苦闘の育児をした事が思い出しました。
母乳の大切さをしみじみと感じました。

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2020年06月02日

Posted by ブクログ

「おっぱい先生」律子の元に通う、おっぱいに関する悩みを抱えるお母さんたちを描く短編集。おっぱい先生がなんとなーく勝手にイメージするような、パッと見温かみのあるタイプではないところがステキ。
文体もすごく読みやすくて、おっぱい先生の世界にスルッと入っていけた。
独身で、子どもを産んだこともない人間からすると、「お母さん」って本当にすごいなと思っているけど、この本を読むと、それを改めて感じた。育児に悩みつつも、でもきちんとその幸せも描いていて、そのバランスがとてもいいと思う。

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2020年05月31日

Posted by ブクログ

書棚で目を引いた題名につられて読んだ。
我が身も地元のおっぱい先生に心身共に助けられて授乳期を過ごしたため、その記憶が蘇り、泣けた。
作中に出てくるような、カンボに熱心な人、産後初期に問題発生した人、断乳時期の人しか関わらないのはとてももったいない存在だと感じているので、この本を色々な世代が読むことで母乳マッサージが世の中に浸透していったらよい。そうしたら幸せな母親がもっと増えるはず。

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2021年05月31日

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