あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
様々な名画に“主婦あるある”なキャプションをつけ、ツイートする「#名画で学ぶ主婦業」がTwitterで大流行し、話題に。本書では、そんな話題のツイートと絵画をまとめて楽しめます。そのうえ、名画についてのためになる解説も! 歴史的背景や、本来絵画に盛りこまれた寓意や見どころ、美術史における名画の重要性なども解説! 主婦のツイートと名画にこめられた想いやエピソードが、なぜか、重なってくるおもしろさ。 家事や子ども、夫に対するリアルな“主婦の声”に共感しつつ、どこかで必ず一度は目にしたことがある著名な西洋美術・絵画の数々が楽しめる一冊です!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
さぁ、今週もやってきました!
1Q84O1がお届けする「○○を語ろうぜ!」の時間が!(´∀`∩)↑age↑
みなさんも一度は見たことがあるであろう数々の名画
名画には正しい読み方がある
名画のひとコマひとコマには、読み取られるべき物語やメッセージがある
だが、それは本当のメッセージなのか!?
もしかすると、こういうことを伝えたかったのかもしれない!?
例えば、、、
一度、レビューを閉じて本の表紙を見て!
この画は、
ジャック=ルイ・ダヴィッドの《マラーの死》
政治的プロパガンダとして利用されたフランス革命指導者の暗殺シーンの画だが、、、
ほんとは、、、
「来週月曜日は給食はありませんのでお弁当を持たせてください。」 という学校からの手紙を 当日朝息子のランドセルから発見。
ということを伝えたかったのかもしれない!w
プッ!思わず吹き出してしもたわ〜www
さぁさぁ、その他の名画の本当のメッセージも読み解いていこうーか(p_-)
その前にまずはタイトルコール♪
(いくよー、せーの!)
「名画について語ろうぜ!」
ヾ(*´∀`*)ノキャッキャパチパチパチ~
⚠ぜひ本書を手にとって見てもらいたいですが、今回は画を検索して見てください
◆マザッチョの《楽園追放》
人間的に悲嘆するアダムとエヴァがルネサンス美術の幕開けを飾る画だが、、、
ほんとは、、、
旅館の家族風呂で おもらしするなんて・・・・。
気合入れて予約とったのに、 やられた・・・・。
速攻でフロントに 謝りにいかなきゃ・・・・。
◆ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョの《キリストの埋葬》
劇的な明暗对比、動的構図 、バロック絵画の醍醐味が凝縮された画だが、、、
ほんとは、、、
奥さんすんません! あんまし飲むな、 言うたんですけどー。
◆ ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョの《法悦のマグダラのマリア》
神格化された聖女のイメージを大胆に覆してみせた幻の名画だが、、、
ほんとは、、、
壮絶な寝かしつけを経て、やっと子どもが寝た瞬間のわたし。
なお、この5分後に、子どもが泣きます。
◆ サンドロ・ボッティチェリの《バラスとケンタウロス》
欲望のままに行動するケンタウロスを学問と戦いの女神バラスが余裕で制する画だが、、、
ほんとは、、、
おまえ父親になった自覚あるんか!
朝方にしのび足で帰ってきても、バレてるからな!
◆ティントレットの《天の川の起源》
写実性を排除した大胆な筆致が導くドラマチックな画だが、、、
ほんとは、、、
「やっぱりママじゃないとダメだな」って、 風呂まで連れてこないで! あやして!自力であやして!
あんた父親でしょ! 甘えないで育児しなさいよ!
◆レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レインの《ガニュメデスの誘拐》
恐怖に脅える激しい感情を「明暗法」が際立たせる画だが、、、
ほんとは、、、
おふろイヤアアアアァ!!!!
もっとあそぶううううう !!!!
◆アレクサンドル・カバネルの《ヴィーナスの誕生》
甘美な肢体が醸し出す理想美的な官能性な画だが、、、
ほんとは、、、
「おかーさーん」「ねーおかーさーん」「ねーねーってばー」「あのねあのね」「頼むから1分くらい静かにして。てかひとりにして・・・・・」
さっき公園であれだけ 遊んで疲れたのは私だけ・・・!? なんで寝てくれないの・・・・・・
さぁ、本書にはこんな面白い名画が盛り沢山
ぜひ手にとって見てください(≧▽≦)
これ、メッチャおもろいで!
それでは、ここまでのお相手は1Q84O1でした!
SEE YOU(^_^)/~
Posted by ブクログ
いやー笑った。涙出た。
表紙を飾るネタはもはや芸術。いや、もともと芸術なのか。
「何しに2階へ」
「食洗機導入」
「ラップの芯」
「役員」
どれも素晴らしい。
大学の教養課程で出会った懐かしい名画たち、まさか二十数年後に、こんな新たな形で再会するとは、思ってもみなかった(笑)
Posted by ブクログ
ハハハ!この本最高におもしろかった!!
有名な画家が描いた絵画にアテレコ(それも主婦目線限定!)しちゃうって企画でツイッターで盛り上がったものを書籍化。
あの有名な絵がまさかのこんな感じ!?
いやもうね、これを読むと
有名な絵画が主婦の日常のにしか見えてこない!
元絵の趣旨とか絵の背景がどうとかって全く入ってこないほどしっくりきすぎ!
電車で読んでたんだけど
大笑いしちゃったよ
「キリストの埋葬」
カラヴァッジョ
「人類に恥を知らせるため井戸から出てくる≪真実≫」」
ジャン=レオン・ジェローム
あ~もう、この名画で関西弁がこんなにしっくりくる&笑わせてくれるなんて!!
いやいや、どのつぶやきも秀逸です
いや~エエモン見せてもらいました。
Posted by ブクログ
絵画に興味はあるのだが知識は全くない私にとって、絵画が大きく載っており、面白いツイートと詳しい説明が両立しているこの本、とても面白かったです。
他のシリーズも読んでみたい!
Posted by ブクログ
テレビでも何回か紹介されていて、ベルさんの動画でも紹介されているのを見て読みたかった!やっと見れました。
名画に大喜利のように主婦の日常の思いをあてこんでみるというtwitterの企画「#名画で学ぶ主婦業」ハッシュタグの秀逸なコメントを集めた本です。
・・・爆笑・・・
マンガ以外の本を読みながら声を出して笑ったのはこの本が久しぶりかもしれない。
そして感想も「わかるーーーー」のひと言に尽きる。
大事な連絡の手紙を当日の朝、子どものランドセルから発見したときの無念、明日着ないといけない体操服を前日の夜に出されたときの腹立たしさ、算数セットに名前を付けるという、果てなき作業をしなければならないときの「はぁぁぁぁ」な感じとか、ホントに日常生活の思いがモロ絵になっているような既視感さえ感じます。
さらにおもしろいのは、旦那への不満ネタ。
これがもう見事に、絵の中の女性がすごい顔。
でもこの本は名画をネタにして笑うだけではありません(私はひたすらネタにして笑うという用途で読みましたが)。ひとつひとつの名画に解説がきちんとついています。名画の知識を深めたい人にも楽しめるようになっています。
・・・といっても、解説の最後の一文もつぶやきの内容にリンクしているので結局笑いますけどね。
Posted by ブクログ
世界の名画の数々に、思いもかけない絶妙の主婦のつぶやきをつけた画集である。もちろん、真正の解説もちゃんとある。例えばー
「レースを編む女」(フェルメール)には、『さんすうセットに名前をつける深夜2時…「ブロックに計算カードに色板に…数え棒、100本あるってマジか!?マジか…(遠い目)」』
独房に洪水で水がせり上がってきて、絶望の表情でベッドに立ち上がっているのを描いた「侯爵令嬢タラカーノヴァ」(フラヴィッキー)には『炊飯器開けたらお米が炊かれていなかったとき「お米が…冷たい…なんでタイマーをセットし忘れたの…」』
あのロシアのモナ・リザと言われた名画「忘れえぬ女」(クラムスコイ)には『私もう去年役員やったから「高学年の役員はたいへんよね。今年どなたがやられるのかしら」』(役員になりし者だけが得られる余裕の笑み、そして高見の見物…)
この他、抱腹絶倒のつぶやきが目白押し。女房に見せたら、大笑いでした。
Posted by ブクログ
笑った!どんな解釈したって見る人の自由だもんね( ´∀`)b宗教画の絶望は、終わりない家事に勤しむ母達の絶望に通じるようで、何百年たっても人は変わらないのね。子供って99パーセント悪魔だな(・・;)寝顔は天使って奴ね。そして使えない旦那!お母さん頑張って!いつか本物見る機会あった時、思い出したらどうしよう。その場で噴きそうだ(;^ω^)
Posted by ブクログ
気持ちが落ち込んでても荒んでいても、いつ読んでも笑ってしまいます。
コメントに共感できると共に、すっかり忘れていた子育ての思い出も楽しく思い出されます。当時は笑う余裕なんてなかった思い出が、笑える思い出に書き換えられる奇跡。
以下のいい効果がありそうです(個人的)
・完全に忘れていた記憶を引き出すため、脳の刺激に
・お腹を抱えて笑うので、腹筋強化に
・笑うたびに酸素を沢山吸い全身に酸素が行き渡るので、細胞の若返り
・思いっきり笑うため顔のリフトアップ
・食べ物やアルコールに頼ることなく気分転換
Posted by ブクログ
わたしたちは、文章や音楽から情報を得て内容を理解するとき、線状的に内容を把握する。つまり、始めから順序だてて文章を読む。または、始めから時間の流れとともに音楽を聴く。線をたどるようにして把握を進めないと全体を理解できない。これは、言語や音楽の持つ内在的な特徴であり宿命である。
一方、美術作品は、視野の及ぶ範囲で瞬時に情報が脳に届き、即座に感情を刺激する。脳を開放して受け入れ、言語情報で疲れた脳を解放する。左脳理解から右脳理解への転換と言い替えてもよいかもしれない。
それが、わたしにとっての美術作品の効用です。 でした。
この本を見るまでは。。。
うそ~! こんなんありな~ん?!
めっちゃ、おもろいや~ん!
と、エセ関西弁でツッコミを入れてしまうこの本は、名画に主婦目線からコメントを付けて楽しんでしまう新趣向エンターテインメントなのです。
表紙をご覧ください。
この名画は、1793年にジャック=ルイ・ダヴィッドによって描かれた作品で、フランス革命の指導者ジャン=ポール・マラーの暗殺シーン《マラーの死》です。血のついた嘆願書を手に、失意にうなだれている様子が痛々しいです。
が、この名画に主婦目線からコメントを付けると、
「来週月曜日は給食はありませんので、お弁当を持たせてください。」という学校からの手紙を当日朝息子のランドセルから発見。
と、なります。
失意の衝撃は、マラーさながらなのです。
あのね、この本、こんなのばっかりですw。
旧ツイッターで発信された主婦の心のつぶやき。
主婦業に携わるみなさま、「あ~、あるある!」と溜飲をさげましょう!
(この本の初版は2018年8月。続編もあるようです。)
Posted by ブクログ
アイデアとしては、名画で主婦大喜利
twitterでバズったハッシュタグの書籍化
ただ単にピックアップしてまとめて掲載しただけでなく
使われている絵画の本来の意味や作製背景などの説明を含む
中には意味の奇妙な一致があるものも
ネタとして面白いし、絵画に関する知識も興味深く読めた
Posted by ブクログ
めちゃ面白い♪
西洋美術を知らない人でも、気軽に入りやすく興味が持てる内容。自分は専攻してたのでよく知ってるけど、大喜利や写真で一言みたいな発想が素敵。見たことある有名な絵ばかりで、インパクトが強い。
そして主婦業あるある!!
子育てや夫に対する怒りとかw
ニヤニヤしながら読みました。
絵の解説が堅いかな。
初心者に語るように、わかりやすいともっと良かった。
Posted by ブクログ
笑いました
うけました
世界の名画にこんなツイート
かなり有名だったそうですが
私は全く知らずに……
twitterとは無縁ですし
解説もしっかり読みました
ふむふむと
でも書き込みがホント面白かったです
共感ですよね
≪ 名画にも 笑い苦しみ おかしさが ≫
Posted by ブクログ
こんな切り口で人物画の世界を楽しむことができるとは、と思う。
図版がきれいで、フランス中世・近世美術史が専門の田中久美子氏が1枚ごとに丁寧な解説を付す形で監修している。
通常は時代別とか、技法別に並べられていることが多いこれらの絵画を異なる配列で眺めることで、また新しい発見があるので、見ていて飽きない。
裏表紙にもなっている「見知らぬ女」(日本初公開時は「忘れえぬ女」)がやはり最高である。帝政ロシア時代の名も知らぬ貴婦人の微笑を「運命の女(ファム・ファタル)」と見るか、「私、去年役員もうやったから」というモノローグを重ねるかで随分違って見えるのが不思議。
解説によれば、画家はトルストイと親交があったため描かれた年代から女性が誰かは分からないものの、『アンナ・カレーニナ』のイメージを重ねて語られることもあるようだ。
他の絵画もそれぞれ面白い。
Posted by ブクログ
#名画で学ぶ主婦業
主婦として、母として共感しかない。
主婦あるある。母あるある。
ウチだけじゃない安心感。
これだけの名だたる名画につけるコメント‥
すごい笑えるんだけど、本物の名画解説も付いてて二度楽しめてお得過ぎる。最高‼︎
Posted by ブクログ
Twitterで見たことあるやつばっかりだったが、それでも面白かったし、もっとTwitterで調べて見たいと感じた。逆に主婦以外に共感を得るのは難しいのかも、とも感じた。
Posted by ブクログ
名画から主婦業の苦労や育児の場面を読み取り、ハッシュタグを付けて大喜利のようにコメントしたもの。
実際Twitterでコメントされた物が主なのかな?
秀逸なものが多く、クスリと笑ってしまう。
絵画は誰もが知ってる名画もあれば、全然知らない作品もあり多種多様。
その作品一つ一つに詳しい説明付きでどんな絵なのかよく分かる。
Posted by ブクログ
2025年5月1日、朝6:04。何となく本を探している。Yahooフリマで「「今いる場所」で最高の成果が上げられる100の言葉」(300円)で出してる人がいて、この人なら他のも安そうと思い他の出品物をみて見つけた本。300円。
永久保存する本ではないけど笑えそう。
Posted by ブクログ
西洋絵画を主婦が遭遇する場面に見立てていて、絵画の解説もついている、クスッと笑えてためになる本です。私は絵画を鑑賞するとき、この本のように身近な場面に見立てたり、人物がどんなことを言っているのか想像したりして楽しんでいるのですが、絵画の歴史やそこに込められた意味を知ればもっと鑑賞の幅が広がることがわかりました。西洋美術についてもっと知りたいと思いました。
Posted by ブクログ
ふたたび、を先に読んだが前後関係なく面白くて笑った。
首が痛いほど激しく同意した。絵画が好きでない人もこんな見方があるのかと納得頂けると思う。
Posted by ブクログ
●爆笑!…のち反省。
「おまえ父親になった自覚あるんか!」p38.
∑(゚д゚lll).
●爆笑!のちヘドバン同意!
「子どもが静かだとたいていろくなことしてない」p44
( ー̀ωー́)⁾⁾ウンウン
●爆笑!…のち後悔…。
「今『子どもたちの面倒みてて《やった》』って言った?」p46
(-_-;)ヤバ
●爆笑!のち万歳!!
「金曜だし、もう今日はかたづけなーい。風呂もいれなーい」p102
ヾ( ̄∇ ̄)ノ バンザーイ!!
--
これはブルースです。「つぶやく」ことで過酷な家事&育児から心を解放するためのブルースなのです。主婦と言わず全ての家事&育児をする人に感謝と敬意を込めておすすめします。
Posted by ブクログ
ツイッターで話題になったことは知っていて、いくつか見たこともある「名画で学ぶ主婦業」。たまたま本を見かけて、ツイッターでは見逃していたネタも見ることができました。
辛いことも笑いに変える主婦の強かさ、いいですね!同志の皆様、ほんとうにおつかれさまでござまいます。
ネタの紹介だけでなく、ちゃんと名画の解説もついてますので、絵画の雑学としても楽しめるところが良かったです。
Posted by ブクログ
名画を育児と絡ませてつぶやく。
笑ってしまうものばかり!センスすごい!
例えば、
かの有名なミレーの『落穂拾い』には、#もう2度とベビースター食わせない
私の好きなカラヴァッジョの『トカゲに噛まれた少年』には、#明日ラップの芯がいるですって?!
「怖い絵」の表紙にもなったと思う、『ダイヤのエースを持ついかさま師』には、#シッ!泣き声してない?
読み返しても笑ってしまう。
続けて続編読みます。
Posted by ブクログ
よくぞまあ、この錚々たる名画にぴったりと当てはまってしまう主婦の嘆きを考え付いたものだなぁ。
そのセンスには脱帽です(笑)
中野京子氏の『怖い絵』シリーズは結構好きで、一枚の名画の裏に隠された恐ろしくもあり悲しくもある歴史的背景などを読んできたが、怖い絵として紹介されていたあの名画にも主婦の嘆きが当てはめられてプッと笑える作品になってしまったではないか!
個人的はマグダラのマリアとキリストの葬儀の絵につけられた主婦の嘆き、いや、ボヤキ(笑)がお気に入りなのですが、絵画に込められた本来の意味とボヤキの間のギャップの大きさもこの本の魅力かも知れないですね。
Posted by ブクログ
そうそうたる名画に、子育て、近所付き合い、夫へのボヤキ、呟きを巷の主婦が重ねている。名画という非日常と主婦業という超日常の落差が面白い。絵画は細部にまで描写されており、せっかちで落ち着きがない私は、教授の詳細な解説を読む事で、それを認識する。絵画をじっくり、十分に鑑賞するという余裕と言うか心の豊かさを失っているなあと気づかされた。
同僚に面白いよ、と勧められた。特に、ビジネス書ばかり読んでいてしんどくなった後は、気分転換に良かったー!
Posted by ブクログ
第二弾からさかのぼっての第一弾。「(笑)パート」が第二弾よりスッキリしていて読みやすい印象。カラヴァッジョ《キリストの埋葬》、ドラクロワ《民衆を導く自由の女神》、ミレイ《オフィーリア》、シャバス《九月の朝》のコメントがお気に入り。