【感想・ネタバレ】文房具語辞典:文房具にまつわる言葉をイラストと豆知識でカリカリと読み解くのレビュー

あらすじ

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文房具のすべてがここにある! 究極の文房具用語辞典

ペンやノート、テープ、はさみなど、生活や仕事に欠かせないさまざまな文房具。
ファンやマニアも多く、新たなアイデア文房具もどんどん登場するなど人気ジャンルとなっています。

この本では、日常的に使われる定番文房具から一世を風靡した人気商品、国内外のメーカー・ブランド、重要人物、歴史、しくみ・機能、文房具にまつわるフレーズまで、ありとあらゆる情報を愛らしいイラストたっぷりの辞典形式で紹介。
“文具王”として知られる文房具マスターの著者が、膨大な数の文房具関連の文献を読み漁って調べた内容をしたためた、文房具本の決定版です!

例えばこの本では、文房具にまつわる次のような内容を取り上げています。
・かつて子供たちの間で大ブームとなった「スパイメモ」「首ちょんぱ」「スーパーカー消しゴム」とは?
・鉛筆や万年筆、消しゴム、ステープラー(ホチキス)はいつ登場した?
・手を紙で切ると痛みが続くのはなぜ?
・日本で初めて鉛筆を所有した、超有名な歴史上の人物とは?
・さまざまな文房具を製造・販売しているメーカーたちはいつごろ誕生した?
……などなど、登場する用語の数は800以上!

また、巻頭では誰もが知っておきたい「文房具の基礎知識」を掲載。
国内外のメーカーマップや万年筆の仕組み、ボールペンのインクの種類や原理などを解説しています。
さらに、古代から現在に至るまでの文房具の歴史が一望できる「文具年表」も、綴じ込み付録として収録しています!

文房具好きの方はもちろんのこと、文房具に関わるお仕事をされている方の業界や商品研究の参考書にも使えて、文房具にそれほど関心のなかった人もその奥深い世界を楽しめる、いろいろな方にぜひ読んでいただきたい一冊です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 文房具って片時も離せないものですね。筆記具は常に携行していますw。携帯電話は持たなくても。「文房具語辞典」、2020.1発行。今も重宝しているのが、ジェットストリームボールペン、赤・紺色鉛筆、補助軸、マーカー、カートリッジ、ブックカバー、栞、付箋、はさみ、カッターナイフ、スティック糊、クリアホルダー、レターケースなどです。かつて重宝したのは、京大式情報カード、ルーズリーフ、バインダー、インデックスラベル、ホチキス、修正液、書見台、文鎮、ドキュメントファイル、2穴パンチ、シャープペンシルなどです。

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2021年06月22日

Posted by ブクログ

読み込むよりも、文具売り場をうろつくようにパラパラと気になったところを読むのが面白い。

同辞典シリーズの村上春樹辞典が気になる(笑)

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2023年11月05日

Posted by ブクログ

日頃使っていても知らないことはたくさんある。文房具も知らないことがある。




今回の本は、文具王の著者が文房具に関する言葉と文房具に関する様々な情報化載せている。文房具マニアでなくても楽しめる内容となっている。




今まで気にしたことがなかったのが「インク」と「インキ」の違いだ。どちらもあのインクに違いはない。




しかし、戦前に外国から入ってきたものは、輸入元の言語に由来するケースが多かった。「インキ」の方が先で、江戸時代後期にオランダから印刷技術と共に日本に入ってきた。オランダ語ではインキ(inke)と言う。




鉛筆で浮かんでくるメーカーの1つに三菱鉛筆がある。三菱というと岩崎弥太郎に関係にあるあの三菱が浮かんでくるが、三菱鉛筆とは無関係だった。




戦後、GHQの財閥解体で、財閥三菱に対してロゴマークと商標の使用停止するように要請した。三菱鉛筆は、同じ商標を使うために、「財閥三菱と南楽園関係ありません」という文言を表示した。他にも「NON財閥」などの表示もあったそうだ。




日本で初めて鉛筆を所有したのはあのタヌキだった。タヌキといっても緑のタヌキでなく、狸オヤジと言われた徳川家康だった。この鉛筆は、久能山東照宮宝物として保存されている。




しかし、独眼竜と言われた伊達政宗の副葬品からも形式違う鉛筆が発見されている。鉛筆使って何を書いていたか気になるなあ。




文房具の世界にもいろいろなドラマがあるなあ。

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2021年01月30日

Posted by ブクログ

2020.02.29

文房具ファンとしてはこの本はとっても最高
文房具界のアイテムからエンタメ、ニッチな情報がいっぱい。
読み物としても調べるにしても最高

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2020年03月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

かつての「TVチャンピオン」の「文具王」の著者が、現時点(2019/12月)での文具研究の総まとめ的一冊。

イラストが豊富に配され、硬軟取り混ぜ(むしろ軟寄り)、文房具にまつわる様々な用語、出来事、人物などを取り上げている。
単なる解説だけでなく、いつから使われるようになったとか、開発のエピソードなど、文具近代史を知ることもできて面白い。

「象が踏んでも壊れない」アーム筆入れ(1967)、無印良品の誕生(1980)、「答え一発、カシオミニ」(1972)、「右に回すとシャープペン、左に回すとボールペン、シャーボ」(1977)、「はっぱふみふみ」のパイロット万年筆(1969)、「全部が芯」のクーピ―ペンシル(1974)など、自分が、文房具に慣れ親しんだ時代に、多くの画期的製品が生み出されたいたことを懐かしく思い出せる。
 スティックのり(1969)、付箋紙(1980)なども昭和の名品。キンケシ(キン肉マン消しゴム)も1983~1987年かあ。

 CROSSはアメリカ、BICはフランスなのかあ、と、巻頭の「文房具メーカー・ブランドマップ」などの特集も楽しい。

 この本、どこに置いておこう。やはり今でも一番文房具を使うことが多い職場だろうか。いや、在宅ワークが増えて来そうだし、自宅でもいいかも。
 折に触れ、つらつらと眺めて楽しい一冊。

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2020年07月01日

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