あらすじ
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19人の哲学者たちの思想のエッセンスを、挑発的で身に迫る問いに置き換える。
もう当たりさわりのない言葉は要らない。
核心を突いたリアルな問いが心に突き刺さる!
「哲学力」をきたえ、心をみがく!
「自分探し」ではなく、自分の中から「自分をつくる」ための全く新しい哲学入門。
ビジュアルで哲学の流れ、哲学者の相関関係、それぞれの特徴がよくわかる図表を多数収録。また、コラムで意外な哲学雑学も身につく!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
"19名の哲学者を紹介したのが、本書。わかったようなわからないような部分もあった。全体を俯瞰する意味で、著名な哲学者がどんな時代にどんな人たちと交流し、どんな思想を構築してきたのかを押さえることができる。
ある意味入門書といっても良い。
目次は以下の通り
哲学の出発点
1.ソクラテス もう知ったかぶりはたくさんだ-無知の知と魂の鍛錬
近代西洋哲学を支えた哲学
2.デカルト まだ自分探しをしているの?-我思うゆえに我在り
3.カント 敵の正体にまだ気づかない?-掟と理想界
4.ヘーゲル まだ他人に認められたい?-承認と主と奴の弁証法
世界をゆるがした哲学
5.マルクス だからあなたは報われない-労働疎外と階級闘争
6.フロイト だからあなたは満たされない-性欲と無意識
7.ニーチェ だからあなたは自立できない-超人と永劫回帰
哲学の再構築
8.フッサール 現実と向き合うのが怖い-還元と判断停止
9.ベルクソン 自由に生きるのが怖い-純粋持続と直観
10.ウィトゲンシュタイン 一人になるのが怖い-語りえぬことと言語ゲーム
哲学の反転
11.スピノザ 幸せになれない理由-自然と神
12.ハイデガー 未来が見えない理由-現存在と頽落
13.メルロ=ポンティ 惑わされる理由-身体と間主観性
現代の哲学
14.サルトル 結局、何がしたいの?-実存と自由
15.ソシュール 結局、何が言いたいの?-体系と恣意性
16.レヴィ=ストロース 結局、何になりたいの?-構造と野生の思考
21世紀哲学
17.フーコー あなたの未来は変えられない-知・権力と生存の美学
18.デリダ あなたの思いは届かない-差延と歓待
19.ドゥルーズ あなたの日常に終わりはない-反復と欲望機械"