【感想・ネタバレ】平成将棋名局百番のレビュー

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Posted by ブクログ

平成の将棋史は羽生とともに発展した、といっても過言ではないでしょう。
その平成に指された名局100番を将棋編集部のプロが厳選したもので、巻頭を飾るのはやはり羽生将棋。
第一番はNHK杯の将棋で18歳5段の羽生がヒフミン相手に戦った1局です。この時の解説が米長邦雄で、羽生の5二銀が指された瞬間ヒエ~と奇声を上げたので有名です。
高段者ならただ捨てのようなこの手の意味を一瞬で理解できるのですからさすがですよね。
確かにこの手は最短の勝ち方で、短時間の棋戦で指せるのは羽生の充実度を物語っていますが、この後、谷川、中原(3回戦で大山)と4名人(経験者)をなぎ倒して優勝を飾り、羽生伝説の幕開けを象徴する将棋でした。
そして、掲載された100局中50局が羽生先生の将棋だったのも当然の帰結でした。

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2019年11月17日

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