【感想・ネタバレ】ゲーム理論入門の入門のレビュー

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Posted by ブクログ

その名の通り、ゲーム理論の入門書。およそ1年位前に読んだ『経済数学入門の入門』もそうでしたが、入門の入門という割には難しかったというのが正直な印象。ゲーム理論の分野は前から興味あったものの、囚人のジレンマ程度の知識しかなかったですからね。ゲーム理論につきものの数式は全く使わずに文章だけで丁寧に説明しているので、最初は非常に分かりやすかったですが、取り上げている事例を追っていくと、いつの間にか頭が混線してしまいました。数式を使わないことに拘泥せずに説明するか、もう少し途中で整理表みたいなのを多用すればよかったかも。とはいえ、個々の作業はともかくとして、ナッシュ均衡など非協力ゲームの基本的な概念や考え方を知る上で、最初に読む本としては最適かと思います。ただ、きちんと理解するためには2冊目が重要ですね。

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2019年08月01日

Posted by ブクログ

経済学部卒の方なら耳馴染みなのかな?のゲーム理論。YouTubeチャンネル『ReHacQ-リハック-』での対談を見て以来、ずっと気になっていたので読んでみました。
『囚人のジレンマ』や『ナッシュ均衡』などに基づいた意思決定を、より易しく事例を通して説明されていて前半部分は楽しく読めましたが、後半部分に進むにつれて、少しずつ事例が難しくなってきました。
日常的にこれらの理論背景をもとに意思決定を分析して戦略を練るのは、ある程度の修練を行っていくことが必要なんだなーと、改めて感じました。
新たな知識との出会いに感謝です。





ゲーム理論とは、ある種の意思決定を人間が行った結果、何が起きるかを予測する理論だ。と言うと難しげに聞こえるが、実は単純明快、初学者でもすぐ使いこなせるようになる理論なのだ。相手の出方をどう読むか。社会経済問題の分析だけでなく、ビジネスの戦略決定にも必須の基礎知識を、新進気鋭の理論家があざやかに解説する。

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2024年01月29日

Posted by ブクログ

ナッシュ均衡のシンプルな説明から始まり、そこを中心として、ゲーム理論が用いられる・適用できる基本的で身近な例を解説していく内容。分かりやすく入門として確かに良かった。

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2023年09月27日

Posted by ブクログ

難しい先生の経済学の講義みたいで、なかなか頭を使う本だった。極めたらとても楽しそうな分野だけど、自分の頭では本書でいっぱいいっぱい。
単純なゲーム理論はただ理論であって、実際の場面で使えないと言う事を知る為にはこの理論を理解しておかなければならない。この理論はベースであって、そこから様々な活用があるという事は知れたので良かったです...

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2023年08月17日

Posted by ブクログ

ナッシュ均衡の概念から始まり。完全ベインジアン均衡まで丁寧に説明しています。ゲームの木については、複雑すぎるモデルかとも思いましたが、のちの説明に必要なものです。しっかり読むとゲーム理論の基本は理解できると思います。

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2022年11月04日

Posted by ブクログ

ゲーム理論という考え方を知った本。この本のおかげで興味を抱き、このあとさらに勉強するきっかけと、なりました。

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2022年04月04日

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 授業で(少し)学んだゲーム理論の復習に。例の内容がとっつきやすく、面白おかしく通読できた。
 もちろんこの一冊だけでは不完全と思われるので、きちんとゲーム理論を学びたければ巻末でいくつか提示されている参考文献も読んだほうがいいだろう。
 練習問題は面倒臭くて解かずに終わってしまった。いつか専門的にゲーム理論を学ぶ機会ができたら、思い出しがてらに解くかもしれない。

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2022年02月18日

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5章迄は大学在学中にゲーム理論の科目を放棄した自分でも入ってきたが、6章の不完全情報ゲームに関しては、理解が追い付けなかった...

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2020年12月26日

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『ゲーム理論』という言葉の意味も知らないレベルの読者です。
「入門の入門」ということで読み始めました。途中までは、ふむふむ、と理解できたけれど、最後の「不完全情報ゲームと完全ベイジアン均衡」の章は難しくて理解が追いつかなかった。
もう一度、冒頭から読めば理解できるのかしら?
でも、ゲーム理論はどんな思考か、ということは少しは分かったので、読んでみた価値は大きいと思う。

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2020年08月22日

Posted by ブクログ

 端正に物事を考えていくためには、とてもこの理論は有益。さらに理解を深めるために、ものすごく丁寧な解説書が付いた問題集が欲しい。

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2020年05月24日

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有斐閣『ゲーム理論入門』を読んだ後に読んだから変な感じだけど
『行動経済学の使い方』と併せ
もう一部の人の秘伝じゃなくてみんなで使う時代だよね

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2019年10月26日

Posted by ブクログ

まさに入門の入門。ゲーム理論という名前を聞いたことがあっても中身は知らないという人にはうってつけの内容。
難しい計算式もなく、架空の事例ベースに分かりやすく説明されている。

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2019年07月22日

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入門の入門的位置づけ。ゲーム理論と聞くと、「囚人のジレンマ」というケースを思い浮かべる。この本では難しい数学を使わないでゲーム理論の概要が学べる。でも確率が出てくるとちょっと考えたりするけど、まあ大丈夫でした。不完全情報ゲームの章は、ちょっと分かりにくかった。

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2019年05月29日

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ナッシュ均衡、囚人のジレンマ。あまりによく聞くので知った気になっているこれらの概念をある程度ちゃんと理解するのに役立つコンパクトな一冊。
極力、初学者が理解しやすいような身近な事例から始まり、ちょこっと確率などの概念が出てくる専門領域の入口といったレベル感までステップアップしていく。読みやすい。

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2019年04月30日

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損得勘定を合理的にできる「経済人」がそれぞれにベストな選択をすれば社会全体が幸せになる、というのがアダム・スミス。ただ、その選択やそれによりもたらされる結果は市場価格によってのみ決まり、他者がどのような選択をするかには一切影響を受けないということが仮定されている。そこで、合理的な選択行動のモデルをより現実に近づけるために導入されたのが、ゲーム理論ということなのだろう。ならば「入門の入門」と言えども、例は普通に商取引にしてもらった方がわかりやすい気がする。実際,例で一番わかりやすかったのはラーメン屋の部分で、その他の恋愛がらみの話とかは、無駄に話をややこしくしているようで、結局ゲーム理論が何を目指しているのか正直見えなくなってしまった。

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2022年08月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ビジネス書等でゲーム理論は必ずと言って良いほど紹介されている訳であるが、その説明が部分的であるということを思い知らされた。
 東京大学卒業、カルフォルニア大学バークレイ校では教師という最高学府の人なのにお茶目な文体かつ解りやすい例示でとても読みやすい。とは言うものの、最後の辺りの説明になるとやはり頭は混乱した。時間をかけてゆっくり読みたい本である。

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2021年06月13日

Posted by ブクログ

身近な題材をということで、アイドルやら豚骨ラーメン店やら出しているが。。。逆にわかりにくい気もしたりして。
ゲーム理論の肝で基礎であるナッシュ均衡についてわかりやすく解説しようと試みていて、とっつきやすさはある。この本だけで理解できるとはおもわないで、他の本もあたるべきだと感じました。漫画などにするとわかりやすいかもしれないな。

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2021年05月16日

Posted by ブクログ

わかりやすくまとまっていると思う。ただその分読み手が気をつけないと「わかった気になりやすいが身にはなってない」という状態に陥りそう。本書を読む目的が「基本的な概念を理解して日常生活に漠然と活かす」という位であれば丁度よい内容。

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2020年02月27日

Posted by ブクログ

身近な例(とっつきやすそうな例)で口語体で説明する。この形式が私には合わなかった。昔はこういうのが良いと思っていたし,自分でもそうしていたのにである。年を取ったということか。

例に例を重ねて,記述が多くなっていくのが,アメリカの本のようだ。

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2019年11月22日

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