【感想・ネタバレ】バレリーナ 踊り続ける理由のレビュー

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Posted by ブクログ

吉田都さんが何を感じ、どんなふうに自分と向き合ってきたかが丁寧に綴られている。
私もこんなふうに日々を大切に生きたいと思う。つい忙しさに紛れて慌ただしく日々が過ぎていってしまうが、都さんは忙しい中でも自分の心と対話をして、毎日を積み重ねてきたのだと思う。

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2023年10月16日

Posted by ブクログ

吉田都さんのバレエの思いや考え方、他にもそれぞれの国の特色が書かれていて面白いです。
自分がどんなふうに踊りたいのかを考えるきっかけになります。
国によるメソッドの違い、ロイヤルメソッドとは…
などさらに深掘りしていきたくなります♪

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2022年01月17日

Posted by ブクログ

英国ロイヤル・バレエ団で20年近くプリンシパルとして踊ってきたダンサーの、これまでと現在を綴ったエッセイ。

吉田さんのロイヤル・バレエ団引退公演を偶然見て、その美しさと高い表現力が印象に残っている。
それで、本書を読んでみることにした。

バレエにほとんどなじみがなかったので、いろいろなことが自分には新鮮だった。
ロイヤル・バレエの特色が、リアルな演技にあること。
引退公演の「ロミオとジュリエット」での可憐なジュリエットはこういう考えの下に表現されたのか、と納得。

身体感覚の表現のしかたも興味深い。
リフトは、男性ダンサーが腕の力で持ち上げるものではないという話があった。
たしかに、ふわっと持ち上がるあの状態を見ると、息を合わせてやっている感じはわかる。
本書によると、女性ダンサーは、「体をまとめておく」のだそうだ。
自分の身体感覚で体験することは難しそうだが、何かわかるような気がしたのが不思議。

呼吸も、大きな技に入るときは、まず一度息を吐き切り、身体の外側の力を抜く。
それにより体軸がしっかり意識できるという。
自分も楽器を習っているので、呼吸や体軸のことには興味があり、こういうところも参考になった。

最後の阿川佐和子さんとの対談も面白い。
本当に阿川さんが聞き上手で、いろんな情報を引き出してくれるのがうれしいところ。
イギリス、フランス、ロシアのバレエの違いや、日本の群舞のレベルの高さなどのところが面白かった。

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2022年02月20日

Posted by ブクログ

吉田都さん、9歳でバレーを始め、長く世界最高の舞台に立ち続け、2019年夏に現役を引退とか。「バレリーナ 踊り続ける理由」、2019.7発行です。「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とす」、全く異議がございません! 私はもうひとつ「万巻の書を読み千里の道を歩む」に惚れています(^-^)

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2019年12月15日

Posted by ブクログ

吉田都さんの自伝。
最近バレエ鑑賞が趣味になりました。吉田都さんの現役時代のyoutube動画をみて、綺麗な舞だなと思い、読みはじめました。

茶道などの芸術に触れ、感性を養っていたのは表現者として素晴らしいなと思いました。また、日常生活の所作がバレエにも現れるため、エレガントであるように努力されていました。
ただ、ネットで見つけた吉田都さんのインタビューなどの方が一つの事象(バレエを始めた頃やイギリスのバレエ学校時代の話など)を深く掘り下げられていた気がしたのが残念です。
これから新国立劇場の監督として、さまざまな舞台に彩りを加えて頂くのを楽しみにしてます。

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2021年01月18日

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