【感想・ネタバレ】ページをめくってゾッとする 1分で読める怖い話(池田書店)のレビュー

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Posted by ブクログ

ページをめくる度にゾッとする。そんな世界へあなたをご招待いたします。怖くてたまらないはずなのに、ページをめくる手を止められない。読んでも後悔するだけなのに……。

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こちらの本は前回読んだ本の3分の1の時間(なんと1分!)で展開される怖い話。1分なので大体2~4ページで終わる短い話が60話入っている。怖い話ということなので怪談だけではなく、人間が怖いもの、モンスターものなど内容は様々ありいろいろな怖い話が詰め込まれていた。
話によってはかなり唐突に終わってしまうものもあり、読んでいて「?」となったものもあったが、中には短いながらかなり怖いものもあり、非常に楽しめた一冊。 中でも怖かったのは「恐怖の病院」「怨念の地」。「恐怖の病院」はケガをした男性が見舞われた災難。これは結末ははっきりと書かれてないが、おそらく……。といったところ。災難というには重すぎる。ただ膝を怪我しただけなのにひどすぎる。「怨念の地」は土地にかかわる因縁を巡ったお話。話や因縁自体はよく聞いた事のあるような話だったが、よく聞く話だからこそ何度聞いても怖い。
様々な人々が様々な思惑で移り住み、多くのものを失って離れていく。土地の因縁を知らない人なのだろか、それにしても失ったものが大きすぎて辛いばかりだった。

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2021年12月09日

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