あらすじ
「困った」「どうしよう」「つらい」「憂うつだ」……身近な家族や友人、職場の同僚からこのように言われたら、あなたならどうしますか? 悩むこころと言葉をどのように受け止めたらよいのか、多彩なフィールドで活躍してきた精神科医が、10の基本原則を示しつつ、それらに基づいた具体的な対応を様々な場面ごとに紹介します。専門的な技法以前にある、ごくあたりまえのことが、ごくあたりまえのように活用されることを願って。
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Posted by ブクログ
覚書
口は一つに耳は二つ
自分が話すだけでなくその倍の数だけ人の話をキチンと聞かなければならないということ
共感は同調することとは異なる
あなたが残念に感じている状況を聴いていたら、わたしもまったく同様に残念だ ではなく
あなたが残念に感じている状況を聴いて、私はそれも無理はないと思い察することができると認めること
臨床場面では「何を」言うか「何が」語られたか「いかに」語られたか
バーバル、ノンバーバルに続く第三の視点としてのボーカル音声的コミュニケーションの重要性
セリフそのものよりもどんなシーンで、どのいったメッセージが伝わってきたのか
事例性と疾病性をわけて考える