【感想・ネタバレ】まほうつかえない(1)のレビュー

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Posted by ブクログ

何故、コンノトヒロ先生の四コマ漫画は、こうも面白いのか、不思議だった
今回、この『まほうつかえない』を読んで、その答えが見えた気がする
きっと、コンノトヒロ先生は魔法を使えるに違いない。その魔法とは、読み手を笑わせ、ハッピーな気持ちにするものだろう
まぁ、冗談はさておき、コンノトヒロ先生のギャグのセンスは、相当にレベルが高い
分かりやすく言うと、『アホガール』のヒロユキ先生の才能と同じく、ギラギラしている
ジャンルこそ違うが、藤田和日郎先生や羽海野チカ先生と言った、本物の漫画家が描く作品にも、ギラギラがあるものだ
つまり、コンノトヒロ先生やヒロユキ先生も、本物だ
ポンコツな魔法使いってのは、さほど珍しくないはずなのに、コンノトヒロ先生がヒロインに起用すると、どうして、こうも可笑しいのか
さっきは冗談と言っちまったが、案外、本当に魔法でも使ってるのかな
基本的には、ヒロインらのポンコツっぷりを楽しめる内容になっているのだが、ラブコメって一面があるのも魅力的だ
何より、コンノトヒロ先生のヒロインは、エロいっつーか、肉感がある
あくまで、私個人の感覚だが、ヒロインの容姿に、描き手のこだわりや性的嗜好が色濃く、隠されずに出ている作品ってのは、面白さが保証されていると思う
恐らくだが、コンノトヒロ先生が力を入れているのは、胸だろう。巨乳、爆乳と言った大きいおっぱいだけが好きなのではなく、貧乳にも良さがある、と強いメッセージを詰め込んでいる、ヒロインの胸部に
とんでもなくチートの魔法使いっ娘と同居するのも刺激的で楽しいだろうが、この『まほうつかえない』のぷにゃこ達のようなダメっ娘と暮らすのも、それはそれで、心を躍らせてくれそうだ
また、ぷにゃこらをギョニソで懐かせた、この作品で唯一の男子キャラと言っても良い、ケンジの個性も普通じゃなくていい
母親がお節介ってのもあるにしろ、こんだけ、ぶっ飛んでいる女の子らと同居していられるって、相当にデカいだろ、度量が
そんなケンジらの、面白おかしい日常がもっと見たいので、なる早で(2)が出たら嬉しい
どの回も面白く、笑いが止まらなくて困る。その中でも、私的にグッと来たのは、ある意味、一番のポンコツっ娘のモリソバが、ケンジの男らしさと優しさで、フォーリンラヴしちゃう9まほうだ。こんなタイミングの良さ、惚れるなって方が無理だろうよ
この台詞を引用に選んだのは、何気に深いな、と思ってしまったので。ヒロユキ先生も、そうだけど、コンノトヒロ先生も、ギャグの中にマジメを差し込むのが上手いよな。笑いの中に放り込まれると、こういう台詞ってのは質が高まる。実に、勉強になった

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2017年12月16日

Posted by ブクログ

やっぱりコンノトヒロ漫画好きやな。大まかに流れがある中でちょくちょく本当に脈絡のないものをスルッと仕込んでくるあたりツボ。

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2018年10月08日

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