あらすじ
東大ブラック企業探偵団とは、実在する「Tゼミ」(瀧本哲史京大客員准教授が顧問)をモデルにした「秘密結社」。「Tゼミ」は、投資分析を通じ、過酷な現代社会を生き抜くための意思決定方法を学び実践するゼミ。東京と京都を拠点にさまざまな大学の学生が参加している。本書は、「Tゼミ」企業分析ノートのノベライズ。『未来工業』『キーエンス』『日本M&Aセンター』……これから日本で、幸せに働ける会社はここだ。
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Posted by ブクログ
中身はごくまっとうで二転三転もありで楽しめた。こういう層向けのものに詳しくないので表紙やイラストに抵抗があったり、MMRは理解されるのか、ヅラが取れる必要あった?とか思ったりはした。
Posted by ブクログ
公開情報とインタビュー/潜入という両面作戦での企業・業界アプローチが面白かったです。あと、余談みたいなの。
日経グループにケンカを売っているように感じたのは、私だけのようで。
Posted by ブクログ
各業界で勝ち残るにはどういうところか?
といったことを分析してまとめている本。
知らない業界のことが多く書かれていたし、
小説仕立てで読みやすかったので、
最後まで楽しく読むことができた。
まとめると、
ターゲットを絞ること
ニーズがあるところを狙うこと
規模が一定程度以上あること
が出来た企業が強いということ。
当たり前のことだけど、そこをいち早く見つけて、
一気に注力出来る会社が強いということか。
Posted by ブクログ
ストーリー仕立てで「ブラック企業とはなんぞや」を解説している。ブラック企業の定義は書かれておらず、飲食・マスコミ・メーカー・銀行について業界分析やその業界の代表的な企業の分析を通して、筆者の視点のホワイト・ブラック企業像を描いている。
労働環境ややりがいではなくて、財務諸表から数値でホワイト・ブラック企業を図るのは興味深い。
Posted by ブクログ
実際は企業研究同好会。ヒロインもう少し可愛くして
作者は現役の東大生(執筆時)とのこと。
いかにも儲かっていて人気のありそうな業界の闇を暴き、隠れたホワイト企業を見つけ出すというパターンをきっちり小説仕立てでまとめたもの。
導入と解説が半々という体裁ではないのは個人的には好印象。
でも、オチとなるホワイト業界においても、希望者が殺到したり、社会情勢が変動すると一気に傾きかねないといった、問題が絶えないと思った。
?外食産業
ロボット、需要一巡したらどうする?
?テレビ業界
すでに「不動産会社」というのは、言い得ている。
?家電業界
御用評論家的人種は確かにたくさんいますね(平積み見て分類してみよ)
日本の家電は安易にファブレスにはなれないよ。工場の人員どうするの?
?メガバンク
だから地銀とはにわかには納得できない。