【感想・ネタバレ】なぜか生きのこったへんな動物 おもしろ動物世界地図のレビュー

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Posted by ブクログ

地球の自然が大規模に変化した時代、
生き残るために哺乳類は進化し、移動して居場所を得た。
変わった居場所に適応した動物たちの“へん”な姿や
行動などを分かり易く解説する。
・動物の世界地図~動物地理区~
旧北区のへんな動物・・・ジャイアントパンダ、カワウソなど12種
新北区のへんな動物・・・ヤマビーバー、ホシバナモグラなど11種
アフリカ熱帯のへんな動物・・・スナネコ、マンドリルなど24種
東洋区のへんな動物・・・メガネザルなど16種、うち日本は4種
新熱帯区のへんな動物・・・ビクーニャ、オオアリクイなど18種
オーストラリア区のへんな動物・・・コアラ、カモノハシなど10種
海のへんな動物・・・セイウチ、イッカク、コククジラなど10種
・ちょっとくわしく説明するよ
さくいん、参考資料有り。

地球の自然の変化は天変地異。
生き残るために新天地を求めて移動するも、
生存競争に負けて、過酷な地が居場所になった。
でも、その地への適応力のスゴイこと。
身体もを変えてまで生存していった哺乳類たち。
でも何だか、“へん”?
ふりがながふってあるので小学生でも読める内容だけど、
大人が読んでも面白い。知らない哺乳類がテンコ盛り!
大きくなった鼻は保温・加湿器の、サイガ。
木から木へ飛び続けたためマントが出来た?ヒヨケザル。
森林に留まり続けた結果、短足のまま生き延びた、ヤブイヌ。
新天地を求めて移動してたら、大陸だった場所が島になり、
残された原始的な種、20世紀にやっと発見された種、
進化のカギとなる重要な種なども紹介されています。
とは言え、他の哺乳類からしたら一番“へん”な
変化を遂げたのは、人間なのかもしれない。

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2023年06月12日

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