感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
周りのキャラにもそれぞれ人生が感じられて素晴らしい。
砂鉄は冷静沈着だと思ってたけど、本能だけで動いてるお人だったようです。
いざという時の決断は冷静な判断ではなく生存本能が成せる業だったようです。若いねえ。
アルベルト王子の王子様らしい品のある腹黒さが素敵。そして主人公が謎だらけ。
Posted by ブクログ
砂鉄ー! まさかお前が弱り果てるなんて、んな馬鹿な。つきっきりで必死に看病するユースタスの姿に涙。健気すぎてもう、もう……!この二人を本気で応援するしかない! あ、でも彗星も捨てがた(ry
錆丸の方も頑張って金星特急を追いかけています。もちろん追跡者つきで。三月は錆丸を見捨てて夏草を救い出すんだろうか。
五巻が待ちきれない!
チョコレートにまつわる「殺伐組」の話も良かったです。無名の話にぐっときたと思ったら、砂鉄の話で彗星にやられました。舌たらずは反則。
Posted by ブクログ
待望の4巻。砂鉄とユースタスの関係がだいぶ進展して、波瀾万丈。後半のとあるシーンがたまらない。ユースタスの持つ秘密の一部が明らかになるのだけど、謎が謎を呼ぶ展開で続きが待ち遠しい。登場人物が増えてきたせいか、この巻からはグループに別れて別行動になっている。どのグループも先行きがきになるところ。
書き下ろしは、三月・無名・砂鉄の三人の少年時代で、どれもほろ苦い。あー、これは彗星の気持ちもわかるよ…としみじみ思った。
Posted by ブクログ
4巻までまとめて読んだので、こちらでまとめて感想を。
普通の少年であるらしき、主人公くんがなぜ、不帰とされる列車に乗り、金星なる少女の元へ行こうとしたのか、その動機があきらかでないまま、物語は始まります。そして物語の起点部分で、旅の仲間となる、二人の人物と出会い、不可思議特急に引きずられるようにして世界各地を旅していく。
はじめ、人物配置は某「ツバサ」に似ているなあ、と思いました。あるいは、三銃士的な。
徐々に物語に隠された謎が開いていくのは面白く、また和気藹々とした部分と殺伐としている部分のバランスが個人的に好みです。
あとは、もう少し一つ一つのお話に書き込みがあってもいいなあ、とも思いました。ところどころ「深み、もう一声」と思うエピソードがあります。そのため、ちょっと物足りなさを感じたりも。
毎度、引きの強い部分で終わるので、続きが楽しみです。