あらすじ
「コーチングとは愛する人を応援する技術!」
私はこれまで10年以上、複数のコーチングスクールを運営しながら、
全国、世界数ヶ国に2000名以上の認定コーチを輩出し、
4万人以上の方々にコーチングを提供してまいりました。
副業も解禁されてきた現代、コーチという職業は、会話をするだけの仕事であり、
起業に資金もかからないため、心理学や会話が好きな人、特に女性にはとても人気がある職業となりました。
それでも、まだまだ、活躍できるプロフェッショナルコーチは、ニーズに対して足りていません。
この本の物語を読み、活躍できるプロフェッショナルコーチの知られざる深みに触れ、
ひとりでも興味を持ってくださる方が増えることを願っています。(本書「あとがき」より)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
これほどまである数人の人生を通して、コーチングとは何か、何を大事にしていくか、またコーチングを行うこととコーチングで稼ぐことの違いがはっきり分かる本があっただろうか。
読みやすさとのめり込みやすさで1日で読んでしまった。
読んだ後しっかり自分の胸が温かくなる本です。
Posted by ブクログ
【星:4.5】
物語風のコーチング本。
細かいコーチングテクニックには触れず、コーチングのとって重要な根幹部分にのみフォーカスされているので、分かりやすく、頭にも入りやすい。
あと、物語としても結構面白いので、スイスイ読める。
Posted by ブクログ
◆コーチングとは、クライアントの目標達成を、アドバイスすることなく、より早く、より確実に、双方向の会話をすることでサポートするコミュニケーションの技術
◆コーチの責任
→コーチは目標達成に責任は持てない
→達成させる、だなんて過信は捨てろ
→暗いトンネルの中で、クライアントが進むと決めた方向に、後ろからライトを照らす
→クライアントが目標達成のために決めた行動を、本人がやりきるまで、クライアントをクライアント以上に信じ抜き、やれるまでサポートし続ける
◆クライアントが行動を決めるプロセスにこそ、コーチの腕が問われる
◆自走
→クライアントが自分の力で目標を達成した!という達成感を味わえるようにすること
→信頼は必要だが、依存されたらおしまい
◆クライアントにどれだけ興味が持てるか
→四次元の質問
◆100%相手のための会話
→答えはすべて相手の中にある
→質問力やフィードバック力よりも、引き出す語り力
→人は話をされて考える習性がある
→自分が知りたいだけの質問はNG
→質問はタイミングが命
◆五次元=同じ空間に違う空間が存在するということ
→今の現実がすべてだと思い込ませないための質問
◆コア・ドライブ
→クライアントをもっとも強く突き動かす信念
→経験から生まれた強い思い込み、でもある
◆優しさのレベル
①魚をあげる
②魚の釣り方を教える
③魚の釣り方が知りたい!と思えるようにする
→コーチの役割は③
→①②では依存されてしまう
◆理解と行動の溝
→人間の脳は、変化をエラーと判断する
◆コーチとは、人の意識を変えるのに銃を必要としない者
◆フィードバック
→もうひとりの自分に言われた感覚で伝える
◆コンサルタントは問題にフォーカス、コーチは人にフォーカス
◆パーソナルブランディング
→誰のために、何ができるのかを具体的に絞り込んで明確にすること
◆愛あるずうずうしさ
→自分を安売りしない
Posted by ブクログ
コーチングとは何かというよりもプロフェッショナルのコーチになる為にはの本。
読んでいく中で自分もコーチングを受けている感覚になった。
物語形式と言うこともあり内容が頭に入ってきやすい。
印象に残ったフレーズ
コアドライブ
フィードバック
クライアントに依存されてはいけない。
コーチとして一歩目を踏み出すきっかけにする。