あらすじ
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AI時代、
現存の職種の47%は絶滅すると言われています。
そんな変化の時代において、実際にどんな職種が危ないのか?
また生き残るのか?
10代から30種以上の職種を渡り歩き、
成功をつかんだ著者が実体験を交えながら実例と予測を紹介していきます。
全70職種を見開き完結のイラスト入りで紹介していきます。
あなたが今就いている職業は、
これから先も儲かる職業であると言えますか?
もしあなたが、儲かる職業を知りたいと思っているなら、
本書で絶滅する職業を勉強してください。
現在の年収が約1億円ある著者は、
過去には陸上自衛隊から始まり、大工、他40種類を超える職業を経験。
そんな著者が気が付いた、
すでに衰退した多くの職業や絶滅した職業には『6つの原則』があることを。
★絶滅する6つの原則を学べば、稼げる職業がわかってくる
成人してから40回以上の転職を繰り返して来たからこそ億万長者になれた著者。
転職を成功させてきた秘訣は「※」。
消去法の選択で成功してきたのです。
稼げる職業は数少ないし、見つけることが困難です。
だからこそ、稼げない職業 = 絶滅する
職業を見極める眼力が必要であり、そこさえ避けることができたなら、
あなたは自然と稼げる職業を見つけられるようになる。
★絶滅とはお金が稼げなくなること
★職業がすぐに衰退する時代
■目次
●プロローグ
・これからを生き抜くために
・絶滅理由
(1) AI(人工知能の発達)
(2) 個人の繋がり
(3) 新技術の登場
(4) 道具の進化
(5) ネット販売の普及
(6) 生活習慣の変化
●第1章 生活を支える仕事
・工事現場監督(AIが職人を管理する時代に)
・大工(道具の進化でプロと素人の境界線がなくなる)
・電気の検針員
・内装職人
・自動車整備士
・運転手
・木材加工業者
・電気工事士
・盲導犬訓練士
・専業主婦
・警備員
・不動産仲介業者
・自動車工場作業員
・卸売市場業者
●第2章 専門的な仕事
・宇宙飛行士
・気象予報士
・通訳
・税理士
・弁護士
・大学教授
・自動車教習所教官
・歯科技工士
・薬剤師
・鑑定士
・ファイナンシャルプランナー
・彫り師
・プログラマー
・秘書
●第3章 店舗で働く仕事
●第4章 娯楽・メディアにかかわる仕事
●第5章 公的な仕事
●第6章 アングラな仕事
■著者 七里信一
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
将来「稼げなくなる」であろう職業を紹介する本。
イラストつきで一見子供向けだが、その内容はなかなかショッキングだ。
絶滅する職業には、以下の6つのパターンがある
* AIの進化
* ネットでの個人間の繋がり → 仲介業者が不要になる
* 新技術の登場
* 道具の進化 → 素人がプロ並みの物を作れるようになる
* ネット販売の普及 → 地域に根ざした商売が立ち行かなくなる
* 流行の終焉
やや極端な部分もあるが、この推察は正しいだろう。
廃れる職業を知るということは、これからの世の中がどうなるのかを知るということだ。
誰にとっても他人事ではない。読む価値はあるだろう。
そして大事なのは、一つの職に固執しないことだと本書は語る。
稼ぎたければ、転職をし続けるべきだと。
人生100年時代と言われる今、これは見事に正鵠を射ている。
現代社会で生き抜くために必要なのは、何かに特化することではない。
変化に対応する力だ。
そしてもう一つ、何かの職業が消えるということは、新しい産業が生まれるということでもあるのを忘れてはいけない。
大切なのは、備えること。
絶望する必要など無いのだ。
Posted by ブクログ
40回以上の転職を繰り返した筆者が見つけた法則、、それはなくなる職業には決まりがあると言う事。本書はAI,個人の繋がり、新技術、道具の進化、ネット販売、生活習慣の変化、の6つに分けて話を進めている。特に市場が小さくなっているもの、人がやらなくてもいい職業はその裏付けがされていて面白い。確かに言われてみれば、電話交換手、馬車の業者、人力車、氷屋、無くなったり見なくなったりする職業は多い。中々考えさせられるものだった