感情タグBEST3
Posted by ブクログ
AI技術を憲法の中でどのように解釈し、あるいはAIという人工物から人間個々人を保護しているか、あるいはAIそのものも権利の対象となるかなど非常にスリリングで、興味深いトピックが書かれている。
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本書を読んで、仮面ライダーゼロワンの映画を思った。その映画にヒューマギアというのが出てくるが、このヒューマギアがヒトを支配する社会が描かれていた。人間の技術が生み出した光と闇の分野は多くあるが、このAIも使い方次第では闇の部分が多くなるのかもしれない。そうならないためにも、今から、他者になりかねないAIを見据え、権利・義務の主体である人格、人権享有主体である個人の位置づけ、統治構造について思考をめぐらせておくことが必要なのではないかと思った。論者により、読みやすさが異なったが、全般的に面白く読み通せた。
Posted by ブクログ
最近気になるテーマのひとつ。AIによって精緻に最適化されると、人の不確かさに理由を付けていた諸々が色々困る。プライバシーとかレコメンドとか選挙とか。だがもっと難しいのは人権とは?というところ。サイボーグ、脳のアップロードとか今後できるとどうなるの?もうロボットにも人権認める社会になることしか想像できない。価値観が揺さぶられる
Posted by ブクログ
AIを筆頭とした技術革新は本来は指数関数的な進歩ができるポテンシャルを持つはずなんだけど、法や規制が追いつかないからそこまで急速な革新はおきない、のだろうか。
法そのものを書き換えるAIは想定してないけど、本当にその対策はあるんだろうか。
シンギュラリティを考えさせられる一冊でした。