あらすじ
学校の先生、他の保護者、社会とのつきあい方、子どもの特性を理解した工夫など、保護者自身の幸せも大切にした様々なスキルを母親・学校支援員としての体験をもとに紹介。ときには逃げるも役に立つ保護者の処世術。困り事別対応表やお役立ちグッズも紹介。
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Posted by ブクログ
Twitterで信頼するフォロワーさんが絶賛しておられたので入手して読んでみました。
これは保護者必携の一冊といってよいのではないでしょうか。リアル、かつ実用的、かつ前向き、そして同じ保護者としての目線がとにかくあたたかく共感的。非常によいです。
私は主に支援者の立場ですがお子さん本人や学校との付き合い方に悩む保護者と出会うことも多く、たいへん参考になりました、肩肘張らず構えず読める良書と思います。著者は本業ライターさんだそうで、わかりやすく時にユーモア溢れた筆致はさすがプロです。
「外野の言うことは聞かない」「『発達障害が治る』と聞いたらアヤシイと思え!」「個人賠償責任保険に加入せよ」などなど、時に身も蓋もない(誉めてます)、忖度なしの歯切れ良い各項目に元気や勇気や癒しや指針やその他いろいろなものがもらえると思います。
保護者向けの本ですが、発達障害をもつ子どもたちに接する機会のあるすべての人にお薦め。