【感想・ネタバレ】外資系コンサルのプレゼンテーション術―課題解決のための考え方＆伝え方のレビュー

菅野誠二

クライアントの心を動かし、行動を変えるためには、経営コンサルタントには、顧客価値が高いアイデアを生み出すことを求められると同時に、それを伝える研ぎ澄まされたスキルが求められる。
クライアントに満足していただける提案内容を案出するためのアプローチから、プレゼンテーション資料の作成スキル、実演時のテクニックまで、課題解決プロフェッショナルの「考え方」＆「伝え方」を解説する。

[ブクログ · ★★★★☆]

プレゼンテーションや打ち合わせにあたり、押さえておくべき点を網羅してくれている。

プレゼンテーションから上位概念で言うと、提案交渉、承認を目的とした打ち合わせにおける準備や、その説明の仕方、ストーリーの組み方を教えてくれる本。

特にストーリーの作り方については、秀逸。
後半は、スライドのデザインやグラフの見せ方、御法度など。

ちょっと惜しいなと思ったのは、特に前半、文章が抽象的であったり、一文がなかったりして少しでものに時間がかかる。

[ブクログ · ★★★★☆]

プレゼンテーションについて、WHY•HOW•WHATの観点で筆者の経験も踏まえて具体的に記載されており、非常に参考になった。
繰り返し読みたい本であると思った。

[ブクログ · ★★★★☆]

マッキンゼー流のプレゼンの基本がわかる。プレゼンの巧拙は、誰を相手にするかを想定した準備にある。
合理的訴求、信頼訴求、感情訴求の3つをバランス良く、かつ相手にあった適切な準備が重要である。

[ブクログ · ★★★☆☆]

シリーズもののようで、スライドの作り方とかは別にあり、これはプレゼンそのもののやり方のノウハウ。
目的やオーディエンスごとのアプローチや構成といった大きな話からチャートの使い方や準備など細かい話までカバーしている。
ただ多くの聴衆に発表するだけでなく、相手を説得することという捉え方をしたら報告でも相談でもプレゼンなんだな。

[ブクログ · ★★★☆☆]

プレゼン術ではなく、資料作成で意識する必要のある事項。
想定していた内容と異なっていたが、内容としては自分にとって新しい考え方が多く、勉強になった。