あらすじ
「投資信託にだまされるな!」シリーズなど、やさしくわかりやすい解説で人気の著者が教える、日本一わかりやすい資産形成入門。本当のゼロから学べる運用の基礎の基礎。改正版確定拠出年金、2018年新設の積立NISAに完全対応。
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Posted by ブクログ
「お金」について、私が学生の頃は学校で学ぶ機会はほぼ皆無。親からも教えてもらった事はないです。
でも、社会に出ると「お金」についての知識がないと痛い目を見る事が往々にしてあると思います。
「老後2000万円問題」、「子どもの教育資金問題」、「年々上昇し続ける物価」。漠然とした不安にさいなまれ、一年前にしっかり「お金」について勉強しようと思い、本やYouTubeで勉強を始めました。
それからというもの定期的に「お金」についての本を読み、知識のアップデート、モチベーションアップに励んでいます。
本作品は2017年出版のため、若干古さはありますが、それでも、興味深いデータや取組がいくつも紹介されています。
遺族基礎年金と遺族厚生年金の違いやどういう制度なのかは全然把握できていなかったので、とても勉強になりました。
作者の
「今の自分が将来の自分を支える」
という言葉が印象に残りました。
Posted by ブクログ
積立NISAかイデコか。自身の職業もイデコ加入できるようになってから猫も杓子もイデコに加入しているが、どうなのか?積立NISAとどちらがよいのか?まずはその制度、メリットデメリットを知ってから選択しようと思い読みました。制度のさわりがわかる良い入門書でした。
Posted by ブクログ
お金のふやし方
p79
①生活用のポケット
②貯蓄用のポケット
③プール用のポケット
④投資用のポケット
p80
しくみ化する上でのポイントが2つあります。ひとつは、貯蓄用のポケットとプール用のポケットを分けることです。
p81
もうひとつのポイントがは、万一に備えるお金が貯まったら、投資用のポケットをつくり、少額でもいいので、毎月の積み立て投資をスタートするということです。
p154
注意したいのは、運用してきたお金を受け取るときです。掛金を払うときや、運用中については非課税ですが、受け取るときには一括して課税されるしくみになっています(税の繰り延べ)。
ただし、一時金で受け取るときには「退職所得控除」、年金として受け取るときには「公的年金等控除」が適用されて一定の金額を差し引くことができます。
今まで勉強サボっていた分、本からコツコツ情報収集。書籍は2017年のものなので、こういったお金まわりや経済の様相も変わっているのだろうなと想像。初めて知るには良い一冊かもしれません。
Posted by ブクログ
内容全般的には今まで学んできたことの復習といったところですが、何点か細部で気づきがありました。
まず、固定費の算出として自分が固定資産税やらの一括で差し引かれる費用を念頭に入れていないこと。毎月の保険や携帯、電気水道代などは見ているけど、年一の固定費はカバーしてなかったな、反省です。
高額医療制度に関しては知ってはいたけど、テクニカルなところで「限度額適用認定証」なるものを自分の場合は健保からもらわねばならないのは知らなかった。いざ制度活用するときに、知ってないと活用できないかもしれないので、こういう細部の気づきはありがたい。
これはよく聞くけど、資産/負債(BL)での定点観測。アプリを利用して各講座やクレジットカード引き落とし金額を把握し、実際のマネーフローは確認しているつもりだけど、全体的なまとめは疎かです。特に住宅ローンという大きすぎる負債と向き合う勇気がなく。。。これは本書にちらっとかいてあるけど、住宅の現在価値無料査定サービスを利用して、資産価値を算出することで適正な判断ができそう。
iDeCoの所得税・住民税控除は魅力的だけど、現在の貯蓄残高と相談しながらだな。
定期的にこういった資産形成本に触れることで、頭の整理になるし、実際のアプローチを微調整検討する機会になるので、定期的に勉強続けていきたいな。著書にあんまり触れてないけど、タイトル通り0ベースから資産形成を考えるには非常に優しい内容ですので、おすすめ。