あらすじ
「悪いところ」探しで、人や自分とつき合ってはいませんか?
自分にかける「問いかけ」ひとつを変えるだけで、人間関係も自分の生き方も180度変わります。自分を勇気づける思考法を持てば、言動が変わります。言動が変われば、他人も変わります。自分と他人が変われば、人生は今より身軽で楽しいものになります。
頑固な私でも、この本を読んだら「I am OK」「You are OK」そう思える私になれた。気づいたら、職場でも家でも、笑顔が増えた。
本書は、そう思える毎日につながる、あなたを勇気づける1冊です。
著者は、多くのクライアントの悩みに答えてきたエグゼクティブ・コーチ。家族・恋人との関係、友人関係、職場の悩みの事例とともに、キャリア・やる気・自信など自分自身との向き合い方の事例を通して、身動きがとれなくなってしまった心と頭を整理し、一歩を踏み出す準備を手伝います。また、スケーリングやグラフ化など、あなたの気持ちと考えを整理し、かたちにするツールもご紹介します。
本書でご紹介する「問いかけ」は、身近な人たちの悩み相談にのる際にも有用です。賛否でもなく、的外れなアドバイスでもなく、悩んでいる人の心に届き、動かす、そんな勇気づけの言葉としてお使いください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
人は誰しも大切にしたい価値観を持っているものだ。その自分の価値観と相手が持つ価値観とのズレがストレスを生む。
相手への負の感情をコントロールするためには、自分視点、相手視点、俯瞰視点を意識する。
人間は自分への意識に集中してしまいがちである。
自分への意識に集中していると相手との関係は上手くいかない。感情的になることは自分の意識に集中してしまっている状態だと言える。
こんな状況にならないためには相手へ意識を向けるくせをつけることだ。
当たり前な話だが、相手の話を聞く、相手に質問をすることがその第一歩である。
答えを出すのを急がないように気をつける。
相手との関係を作り、相手の立場に立って物事を考える。
相手の立場に立つとは相手へ感心を持つことではない。会話の中から相手の様々な情報を集めて、その時の相手の感情を疑似体験するよう心がけることだ。
未来から自分を見ることも意識してみる。
今抱えている問題を解決した未来の自分を想像してみることで、気持ちがリラックスして冷静に考えることができる。
Posted by ブクログ
人間関係をより楽にするため、棚卸しすることの大切さを説く一冊。自己コーチングというべきか、自分に質問を問いかけることで本質へアプローチする手法を詳述。
著者が大学院の先輩のため、興味本位で購入。個人的には問いかける質問の中身が大切だと感じた。苦手分野だが、自分にも他人にも問いかける癖をつけることから始めたい。