【感想・ネタバレ】視聴率ゼロ!―弱小テレビ局の帯番組『5時に夢中!』の過激で自由な挑戦―のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

独立局MXテレビの看板番組「5時に夢中」の芯が書かれている。
自分も地方テレビ局に勤めていたので、感覚が通じるものがあり、全国区の知名度を誇るまで番組を育て上げたことへのリスペクトを一層感じた。

以下、備忘録。

・「誰も見ていないから何とか目立ってやろう!」「期待されてないから失敗もOK!」という土壌がある。
・ディレクターを3年くらいやり"声の大きさ"、"面白さに気づく感覚"が武器だと気づいた。
・5時に夢中の予算は1時間40万円、7割を出演者のギャラに充てている。→ギャラが安いので、せめて出演者に気持ちよく帰ってもらう→業界内クチコミが広がる→番組に出てくれる人が増える
・テレビ以外で活躍している人をキャスティングする。テレビのルールに縛られない自由なコメントをしてくれるから。
・狭い層に向けて番組を作れば作るほど不思議と視聴率はあがった。
・安全策のディレクションはキー局の劣化版でしかない。タレントにも番組にも得がない。Vを作る予算がないことが逆に幸いし、長く喋ると演者の素が見えるという良さがあった。
・人対人の付き合いがお金を超えた気持ちの良い付き合いになる。酒は階級を超える。5時に夢中がスタートした32歳頃から夜の街に繰り出し、情報を得るようにした。
・プロデューサーに最も大切なのは説得力。この人の言うことは聞いてみようと思って貰えるような自分の武器を見つける。

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2022年02月04日

Posted by ブクログ

『5時に夢中!』のプロデューサーで、番組内でもたまに名前を聞く大川氏による一冊。

彼がMXテレビの一期生として入社し、ダメ社員として過ごした20代から、局内一の看板番組を作るまでの自伝。
彼の番組に対する熱い姿勢、そして出演者に対する愛情を感じた。

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2016年12月04日

Posted by ブクログ

MXテレビって、東京時代にも見たことなかったなあ。ローカル局だと云うことも理解してなかった。そうなんだ・・・

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2017年03月05日

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