あらすじ
※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
デザインの良し悪しは
タイポグラフィで決まる。
デザイナー、アートディレクターが知っておくべき
タイポグラフィの基礎知識を、多数の具体例とともに丁寧に解説!
■本書の特徴
第一線で活躍するプロが、あらゆる場面で愛用している
文字(=情報)を美しく見せるための珠玉のテクニックを徹底詳解。
タイポグラフィの根幹を支える、9つの基本レイアウトパターンと
10種類の演出スタイルで、思いどおりのグラフィックを作り出す。
書体の選び方や組み方ひとつでデザインはここまで見違える!
■本書の対象読者
・グラフィックデザイナー
・Webデザイナー
・アートディレクター
・フロントエンドエンジニア など
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
大学生協で見かけて、思わず衝動買いしてしまいました。
代表的なフォントの紹介や、基本的なフォントの使い方とコツ、文字を使ったデザインの紹介などが載っています。
雑誌のように複雑なデザインの紹介と説明をしている本や、欧文書体に絞った詳しい本はたくさんありますが、欧文にも和文にも言及してある分かりやすい本が欲しかったので、ぴったりでした。
特に『第2章 基本的なテクニック』が分かりやすくてよかったです。基本的なことですが、基本的なことが一番大切ですので。
イントロダクションに思える『第1章 タイポグラフィの素材を知る』も知っていますがふと思い出せない数字の話など、手元にあると便利な情報が載っています。
ポイント(pt)、級(Q)、号の大きさや、AB版、四六版のミリ換算ってとっさに思い出せないでしょ?
少し発展した『第3章 レイアウトスタンダード』『第4章 書体の選び方と演出スタイル』も興味深くて、ちゃんと文字を使いこなしたいな、って思います。
『第5章 文字を作る』の内容は、もっと早く知りたかったな、と思いました。建築学科にいると手書き図面にレタリングすることがしばしばありますから。
仮名は小さく、漢字は大きく、漢字の中でも“国”は小さく“今”は大きく、程度の知識はありましたが、いえいえ、まとまった知識があるとないとでは大きな違いです。ちゃんと勉強しなくちゃ。
2000円とあんまり安くないようですが、いえいえフルカラーの大型本。決して高くありません。
ちょっとでも文字や DTP に興味があれば、買っちゃえばいいと思います。