【感想・ネタバレ】ハーバード・ビジネス・スクールの投資の授業のレビュー

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Posted by ブクログ

1.世界最高峰の人達は投資についてどのように考えているのかを知りたくなった

2.HBSでは、投資について「目利き力」を最も重視しています。これは「成長を見極められる力」と言い換えることができます。この力を身につけるために、日々勉強したり、同じ大学の仲間というソーシャルネットワークを構築することで情報の量と質を上げることが大切だと述べています。また、投資は人間が行うものなので、人間の「認知バイアス」を理解することも重要です。認知バイアスとは、人間が間違えやすいことを前提にすることです。


3.全てを理解することができなかったです。実験の量も多く、各節ごとに実験内容が書かれているため、読破するには難しく、実験のところは飛ばしていました。印象的だったの、「情報の取り方」を考えるです。ソーシャルネットワークを活用し、信頼できる情報源を構築するという発想が普通とは違うと思いました。私の場合、誰が良い情報を持っているのかというのがわかりません(信じ切れてない」。
また、人間の認知バイアスについては、心理学や行動経済学をしったり読み込む必要があると思いました。アンカリングは言葉だけ知ってるものの、実際に自分が使ってません。もっと人間に興味が出るよう、人と接する機会を多くしていき、心理学系の本にも手を出していきたいです。

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2019年12月19日

Posted by ブクログ

☆情報の非対称性をいかに見抜き利用するか。
☆一物二価を探す。
☆雇われ投資家のインセンティブを理解する。
☆投資戦略の構築
・市場の間違いを特定する。
・市場の間違いは何をきっかけに解消されるか。
・投資戦略の取引方法を特定する。
参考図書
・ブラックスワン
・ファストアンドスロー

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2017年01月19日

Posted by ブクログ

HBSの投資手法と実践について書かれているが、数式は一切出てこない(グラフ、図表も)。
かといって、文章のみにありがちな言い回しが難解であったり、用語が専門的すぎるわけでもない。
かなりのエッセンスが込められているのに、ふわっとした読後感。
事業会社の投資部門などで働く方が、委託先の投資会社や証券会社と話をする際にも、本書の知識は有用だろう。

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2016年11月07日

Posted by ブクログ

2023年22冊目。満足度★★★☆☆

多くの経営者を輩出するハーバード・ビジネス・スクール(HBS)

輩出するのは経営者だけでなく、HBSの卒業生には、ジョン・ポールソン、レイ・ダリオ、ビル・アックマン、セス・クラーマン、ウィルパー・ロスなど著名な投資家が名を連ね、世界屈指の投資家養成所としての側面も持ちます。

本書は自らHBSを卒業し、著名経営者・投資家も参加したケース・スタディなどの経験も踏まえ、HBSでの学びの内容などを解説するもの

HBSは単なる教育の場ではなく、ハーバード大学基金は全米最大の規模を誇り、その優秀な運用成績でも知られるところが興味を引くところ

なお、出版が2016年と少し古いので、内容は一部陳腐化している箇所もあるが「基本」を押さえるのには良いだろう

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2023年05月01日

Posted by ブクログ

P8
「何に」投資するか、については、一言で言うと「情報を制する者が投資を制する」ということです。情報は、取り方と解読方法で差をつける。(中略)
「どのように」投資するか、については、一言で言うと「自分を制する者が投資を制する」ということです。投資判断をするプロセスにおいて差をつける。(中略)
「誰が」投資するか、については、一言で言うと「インセンティブを理解するものが投資を制する」ということです。誰がどのようなインセンティブを持って投資しているかを事前に把握しておくことで差をつける。(中略)
「何を」投資するか、については、一言で言うと「投資業界の聖杯を制する者が投資を制する」ということです。運用する資金の性質によって差をつける。

P32
著者は、投資するという行為は、「自分が将来に受け取る価値を増やすこと」だと思っています

P82
そもそも、リーダーシップとは何でしょうか。HBSでは、Leadership and Corporate Accountabilityという必修の授業で、「リーダーシップとは、責任を果たすこと」と教えられます。職業でも、役職でも、地位でもない。責任を果たすこと。そして、その責任とは法的のみならず、道義的な責任も果たしつつ、付加価値を創造することによって初めて果たすことができる

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2017年01月01日

Posted by ブクログ

なんだか「へぇ~」と言った感じだった。
投資の本を読んだことがない人にはお勧め。
投資するためのテクニックではなく、戦略を会得するにはいい一冊なのではないかと思う。

ハーバード・ビジネス・スクールに投資家のコースがあるというのは初めて知った。そして、ハーバード・ビジネス・スクールの投資機関まであるとは・・・。

特に印象に残ったのは、投資家にとってのインセンティブについて。いわゆる雇われ投資家、たぶんこの人たちが多いんだろうと思う、がどのような思考を巡らせて投資を行っているのかというのは興味深かった。

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2016年12月09日

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