あらすじ
池上彰氏と共にNHK「週刊こどもニュース」を創りあげた放送プロデューサーが、毎日のニュースの“読み砕き方”“楽しみ方”を伝授!
「この本を読み終える頃には、今までつまらなく見ていたテレビの定時ニュースが、待ち遠しくて仕方がないエンターテイメント番組に思え、
ネットニュースや新聞を開くだけでまるで推理小説を楽しむような気分を味わえるようになることでしょう」―著者より
○池上彰氏による「特別寄稿」を収録。
「この本は、「わかりやすさ」を追求した記録ですが、と同時に、ニュースの基礎知識を知ることもできる構成になっています。
さらに、「ニュースとは何か」という本質的な問いにも答えようという無謀な挑戦も出てきます。
この本を、どう読むか。それは、読者の問題意識によって、引き出せる内容も変わってくるのだと思います」 ―池上彰氏より
【プロフィール】
杉江義浩(すぎえ よしひろ)
1960年東京都生まれ。神戸大学文学部卒。
「NHKスペシャル」「天才てれびくん」をはじめ、「週刊こどもニュース」では番組の立ち上げから8年間にわたり総合ディレクターを担当。
以後、「真剣十代しゃべり場」「ピタゴラスイッチ」「からだであそぼ」などプロデューサーを歴任。
NHKエデュケーショナルを経て、2008年よりNHKインターナショナル勤務。
国連COP10、APEC、IMF世銀総会等の国際会議においてホストブロードキャスター業務を担当。
現在は放送プロデューサーの他にボランティアで池上彰公式ファンクラブを主宰。
オピニオンサイト「YSUGIE.COM」を運営するなどメディアの可能性を探求している。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
最近は世の中ややこしすぎて、宗教や民族の対立など、ニュースを見ていても何がどうなって拗れているのか、よく分からないことが多くないですか?
この本の筆者は長くこどもニュースのディレクターを務めていたヒト。こどもニュースは見たことないけれど、なるほどこの本も小難しいことは全く無い、ジャーナリズムと気付きの本。
私はもともと筆者のブログの読者だったので、正直もう少しブログのように思い切ったことを書いてもいいんじゃないのかなぁ・・と思ったところもあったけど、書籍となればなかなかそうもいかないのでしょうね。
この本を手に取られた方には、合わせてブログの購読もお勧めします。より著者の視点もはっきり見えるし、え?そうなってたんだ?!っていうネタもいろいろありました。