【感想・ネタバレ】人をつくる言葉のレビュー

あらすじ

「言葉は人をつくる」―2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した日本を代表する化学者・大村智北里大学特別栄誉教授の待望の箴言集。 数々の偉業をなしとげるまでの人生の道のりを鼓舞した偉人の言葉、家族や恩師からの言葉、そして自身で発した言葉を集める。 自分を、そして他者を励ましてきた名言の数々をピックアップ。 「I 人生」 「II 仕事」 「III 教育」の三部構成とし、 「朝は希望に起き 昼は努力に生き 夜は感謝に眠る」 「今を重ねて、生ききる」 「一期一会」 「将(おく)らず、迎えず、応じて蔵(おさ)めず」 「思いやりには想像力が必要である 美術の基本である想像力は思いやりの心を持ち続けることで養われる」 「一人で出来ることは限られている されど 良い仲間を探すことはむずかしい」 「書いた物を読むときと違い 人に会い話をすると心が動く」 「形あるものは壊れる 生あるものは死す 高徳は人の心にのこり 生きつづける」 「願望は求めつづけるために あるのです」 「至誠(しせい)天に通ず」など、老若男女問わず幅広い世代の心に響くメッセージを収録。いつも手元に置きたくなること間違いなし! 心の糧、生きる希望となる1冊です。

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Posted by ブクログ

〈本から〉
「人のために役たつことをしなさい」
これは私の人生のいわば「原点」になった言葉です。この言葉を幼いころに育ててくれた祖母から、ことあるごとに言われました。

朝は希望に起き
昼は努力に生き
夜は感謝に眠る


「恕」とは思いやりの心のことです。『論語』の中で、「一生涯貫き通すべき一言はありますか」と弟子に聞かれた孔子の答えがこの「恕」でした。

人生は
ほんの少しの言葉で
豊かになるか 貧しくなるか
決まる
「ありがとう」「すみません」
「おめでとう」「おかげさまで」

一期一会
高い志を持つ者には
人々との出会いを大事にすることで
思わぬ道が開けてくる

生活は週間の織物に
他ならない

心そこにあらざれば
見れども見えず
聞けども聞こえず

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2017年02月16日

Posted by ブクログ

ノーベル賞を受賞した大村先生が書き記した言葉を紹介した本。

いろんな人の言葉や大村先生自身の言葉を書き記したものですが、書き記された言葉が素晴らしい、というよりは、「自身の気に入った、あるいは気になった言葉を書き記す」という行為が素晴らしいと思いました。
この本はあくまでも、大村先生にとって「人をつくる言葉」であって、人それぞれ「人をつくる言葉」があると思いますし、誰もが「自身の気に入った、あるいは気になった言葉を書き記す」ことは可能ですので、そういった行為をすすめる本、と捉えた方がよいように思いました。

というわけで、自分も始めたいと思います。

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2017年02月06日

Posted by ブクログ

 イベルメクチンでノーベル生理学医学賞を受賞した大村智氏の、日頃から書き留めていた名言の内のいくつかを本にしたもの。
 本自体は一日で読めるものであるが、こういった部類の本は近くに置いて折に触れて読み返すのがいいのであろう。
 「人をつくる言葉」ということであるが、果たして例えば部下や子供に対しても、自分はどんな言葉で日頃接しているであろうか?
 恥ずかしながら、とてもじゃないが心に留まり人を成長させるものではない。(酷すぎて、違う意味で心に、傷をつけて残ってしまっているかもしれない)
 幸運は高い志を好む、心の壮なる人には何時も青年の春なり、形あるものは壊れる生あるものは死す高徳は人の心に残り生きつづけるなどなどまさに名言だらけである。

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2021年12月12日

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