あらすじ
思考の「選択肢」と「修正法」を知るだけで
仕事は9割うまくいく!
「自分は思考力が高くなくて……」
「上司から『もっと考えて仕事をしろ』と叱られます」
仕事柄、「考える」というテーマで研修やセミナーの講師をすると耳にするのが
こうした言葉です。
若い世代から中堅社員まで「思考力の強化」が課題としてあげられているのを見ると、
おそらくこうした問題意識はどの組織でも共通のものなのでしょう。
しかし、その考え方は適切なのでしょうか。
本当に、昨今のビジネスパーソンの思考力は低いのでしょうか。
そんなことはありません。
問題なのは「思考力が高い」とか「低い」とか、そういう話ではないのです。
問題は、その思考力をコンスタントに発揮できていない、ということです。
「思考力をコンスタントに発揮する仕方がわからない」
「常に思考力をフル回転できていない」
「うまくいかないと、すぐ考えることをあきらめて、リカバリーが効かない」
といったことが問題なのです。
本書は、
・どのような頭の使い方があって、どこで使うとよいのかを整理する(思考の「選択肢」)
・うまく頭を使えないときの対処法を理解する(思考の「修正法」)
という観点から、「頭の使い方」をまとめました。
この本が、みなさんの頭の使い方を活性化する一助となれば幸いです。
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このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
割と初歩的なもの。読みやすいかというと人によると思う。全というのはどうかなあ。
目的に立ち返る質問例
何のためにしているか。結局どのような姿になれば問題は解決したといえるか。うまく説得できた場合相手はどう反応するか。自分にはどんなメリットがあるか。今誰の何の話をしているか。
問いの出る答えか。問いを立てる際にはていねいに答えの出る問いを積み重ねる。
成果物は何か。成果物と目的は適合的か。
比較期間の長さは対象の大きさと正の相関を持つ。アウトプットに価値があるか。要旨を50から70字で一文にまとめる。全体の内容の70%を網羅したもの