感情タグBEST3
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中学か高校のとき、これで読書感想文書いて、学校代表にしてもらった記憶がある。でも何を書いたかはぼんやりとしか覚えていない。「認められたい」という欲求を軸にしてたような記憶。当時の作文、読みたいけど読みたくない!
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★あらすじ★
13歳のカズキは、妄想の世界の親友BJとしか会話ができない。「世界を破壊しろ!」という命令を守るため、14歳になった彼は儀式を始める。<そうです、僕が酒鬼薔薇聖斗です>衝撃の問題作。
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高校1年生のときに読みました。
今私達の日常の中で、高校生や中学生が人を殺してしまったニュースなんてよく耳にする。
私達は、もぉ驚く事なんてない。
「またか。」
10年前を思い出して欲しい。
あの時代、少年犯罪、特に17歳による犯罪が増えてて、「危険な17歳」「17歳になると皆が犯罪を犯す。」
なんて言われてたのを覚えている。
私はどんな17歳になるんだろう。
17歳になるのが恐かったような気がする。
1997年、神戸で起きた酒鬼薔薇聖斗の事件。
14歳の彼が犯罪を、しかも、首を切り取り校門に置くという衝撃的な事件を起こした。
彼を皆が“異常な人間”とした。
近所の子どもを殺して、その死体の首を切り取り、洗面所でその首を清めた。それを学校の校門に置いた。
けど、彼だって人の子。 お父さんとお母さんがいて、家族がいる。
彼は学校では被害者だった。
周りの子に無視されて、いじめられてて。
“痛みを知ってる人は、みんなに優しくできる。”
それって本当なのだろうか。
じゃぁ、どうして彼は人を殺してしまったのだろうか?
それは、彼を救ってあげる人がいなかったから。
愛をあげる人がいなかったから。
彼はずっと助けを求めていたのに。本当は淋しくてしかたなかったのに。
「そうです、僕が酒鬼薔薇聖斗です。」
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ある実在の事件を元に書かれたお話。とにかく桜井亜美さんの才に圧巻されました!桜井さんの多数ある本の中で、これだけは恋愛小説ではないので異例で、また問題作とも言われている。
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「そうです、僕が酒鬼薔薇聖斗です」
実際に起きた事件の
少年ダイドウカズキ君の物語を桜井亜美さんが書いた。
決して否定も肯定もしない作品。
沢山殺してしまった少年は
世界から殺されそうになっていた
そうして初めに自分を殺したんだねとアタシは泣けてきた
殺人は決していいことではない
犯罪だ
でもそうなってしまった
そうしてしまった
そんな子供の心を作ってしまった
世界を考えてあげて欲しい
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今でも衝撃が拭い去れない「酒鬼薔薇」事件。あのころ、地震やサリン事件なんかもありましたね。
フィクションとしては素晴らしいのですが、何分モチーフとした事件がショッキングだったので・・・
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この本に描かれた中の犯罪(?)あたしは知らなかったので実話じゃないだろうなって思ってたけど実話だったんだね!ビックリしちゃった。作者さんがこんなに面白くかかれていらっしゃったので、小説の中の物語かとおもってました。衝撃を受けました。
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14歳の少年が起こした酒鬼薔薇事件を題材にした異色の作品。
この事件について今も真相はハッキリとわからない部分が多いけれど、こういうコトだったのかなぁ・・・と想像してしまいマシタ。
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酒鬼薔薇事件を題材に扱った本です。
異色作だと言われていますが、すんなり読めます。
少年の空虚な心のうちが自分と共感しうるかもしれません。
心にあいた穴を黒い泥が飲み込むのは悲しいことですね。
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酒鬼薔薇事件という事件が実際にあったことを知ったのは
読み終わってから数ヶ月あと。
バトルロワイヤル・インサイダーの中に出てきたのは、この本のことなのでしょうか?
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謎の多い桜井さん。自分はそんな彼女に引き寄せられたひとりです。彼女の感性・世界観と理系・詩的な表現がとても気に入っています。実際の事件をモチーフにしたお話。人によっては嫌悪感を抱くかも…。
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酒鬼薔薇聖斗を題材にした小説で、
亜美の中でもちょっと異色な衝撃作。
少年時代って家庭がすごく大きいんだと思う。
大袈裟に言って子供にとって家は世界、親は神。
自分を形成する過程でそれはある意味脅威になるのかも。
少年犯罪についてすごく考えさせられる作品です。
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人の心がどうやってこわれていってしまうのか。辛くて悲しい話だった。ただ、作者の他の作品の作風も含めて考えるとあの事件を面白がって書いているようにも思えてしまうのも否めない。
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十三歳のカズキは、妄想の世界にいる唯一の親友BJとしか会話ができなかった。学校でイジメられ、家では母親に殴られ、同級生の少女に性的興奮を感じて悩むカズキに、BJは「世界を破壊しろ!」と言い続ける。そして十四歳になった時、彼は儀式を開始した。「そうです。僕が、酒鬼薔薇聖斗です」悲惨な事件の光と影を照らし出す、衝撃の問題作。
Posted by ブクログ
あの酒鬼薔薇聖斗事件をモチーフとした桜井氏の中で異色の1作。
桜井氏独特の雰囲気は薄いのでここから彼女の作品に入ると違和感を覚えるかも。
お話自体は、うん。酒鬼薔薇聖斗って感じ。