感情タグBEST3
Posted by ブクログ
悩みごとが多くて、ちょっと気分を変えたいと思って手にしたというだけの出会いでした。
しかし、この本は気持ちが停滞している時に読めば、落ち着かせてくれて、心の動きを客観的に教えてくれる作用がありました。
不思議なことにすとんと入って来ました。
ただ、ある程度、安定している心理にある時には、すんなりと入って来ない時もありましたね。
仏教の教えと重なることがたくさんあるのも、ヒマラヤ密教の歴史がさらにさかのぼっているのだから、頷ける。
2章では、「怒りを手放す」では、怒りの感情、病苦、悪縁などの生老病死について書かれているのが、胸に響きました。
心は、相手の態度、言葉で揺れ動くものであり、些細なことで怒りにつながることも多いもの。
自分を防御するのはどうやら心は得意らしいけれど、落ち着いて自分の心を照らしてみると、だんだんとそんな怒りが手放せるようになると、生きやすくなるのでしょうね。
人への思いやり、与えを続けることで、自分も高められることにつながる。
やはり、仏教でも説かれているように、布施の心は大事なものだと知らされます。
布施と言っても、形あるものだけではなく、笑顔だけでも良いんですからね。(無財の七施)
Posted by ブクログ
自分にはもっと素敵で輝いている人生が待っているはずだ、こんなはずじゃないと思って日々悩んでいましたが、今にいて、今の自分を愛していいんだと思えるようになりました。