あらすじ
映画の脚本家自身による完全ノベライズ。
1986年の放映開始以来、数々の伝説を生みだしてきたバディ刑事ドラマの元祖が遂に幕を下ろす!? 横浜を舞台に、悪を許すことなく壮絶かつクールな戦いを繰り広げてきた港署のタカ&ユージ(鷹山敏樹、大下勇次)にも、容赦なく定年退職の時が近づいていた。無事に退職金を受け取って、穏やかな年金生活を迎えてほしいと願う周囲の気遣いも何のその、最後の遊び相手とばかり宿敵である暴力団「銀星会」の残党を追い詰める二人の前に、新たなる敵が現れる。二人は無事に第二の人生に歩を進めることができるのか、タイトル“さらば”が意味するものとは――。劇場映画七作目となる同名作品をもとに、脚本家自らが書き下ろしたノベライズ。スクリーンには描かれていない、港署メンバーの活躍や、ロマンスシーン、「あぶデカ」ならではの軽妙な会話も満載の必読版。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
劇場版最新作、完結編のノベライズです。
映画の余韻に浸ろぅかな~ってことで…。
ボクが、ノベライズに求めるところは…、
映画本編で描かれなかったエピソードや、
各キャラクターのより深ぃ部分ですが…、
本作品でも、いぃ感じで描かれてました。
まず、タカの恋人の夏海について。
タカとの馴れ初め、ガルシアとの過去等、
映画では省略されていたエピソード群が、
きちんと描かれており、
映画で感じた唐突感がなくなるとともに、
タカとガルシアとの対決にも、重みが…。
次に、港署捜査課長のトオルについて。
映画では、
ほぼ、課長室でのシーンのみでしたが…、
本作品では、撃ち合ぃの現場にも臨場し、
プリティ町田として絡むシーンもあって、
加えて、「拳銃を持って来いっ!?」の、
初期シリーズのお決まりの台詞もあって、
やっぱり、楽しかったですね…!?
その辺りもあってか?、
骨格となるストーリーは変わりませんが、
特に、後半にかけては、
細かなシーンは、個々に改変されており、
全体的なストーリー性は高ぃと思います!
一方で、
本シリーズの面白さ?の1つでもあった、
細かなアドリブによるコミカルな部分は、
さすがに、
文章では、描き切れてなかったですね…。
あとは…、映画でのエピローグは、
バッサリ、カットされてました…。
本作が、映画の公開前の発売だったので、
ネタバレ防止だったのかな~? なので、
本作品では、生死不明で終わってます…。
といぅことで、
ドラマからリアルタイムで見てきたので、
やっぱり、感慨深ぃところですが…、
最後(本作品)は、贔屓目込み(笑)で、
ハードボイルド&オサレ&コミカルな、
あぶデカらしぃ作品だったと思います!?
Posted by ブクログ
1/30公開の『さらばあぶない刑事』の脚本家、柏原寛司氏が書き下ろしたノベライズ。
映画では窺い知れない、ストーリーの背景も知ることが出来ます。
映画観て→ノベライズ読んで→また映画を観ると、さらに楽しい♪