【感想・ネタバレ】芸人という生きもののレビュー

あらすじ

かくも傍迷惑で魅力的な人間がこの世にいる愉快。破天荒で見栄っ張りで小心で、しかし藝には拘り続けることへの讃嘆。談志、志ん朝、小さん、勝新、緒形拳、マルセ太郎から談春、昇太、可朝、市馬まで三十人の芸人に捧げる花束。四十年以上芸界を間近で見つめてきた著者が描く演芸人類学的「夢の寄席」!※単行本に掲載の写真の一部は、電子版には収録しておりません。

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Posted by ブクログ

どんな時代でも
その時代であるからこそ
生まれた芸人がいる

芸人たちの「芸」は
むろんのことであるが
生の姿に接して初めて
伝わるものである

しかし
人はいつか亡くなる
当たり前であるが
芸人たちも
その例外ではない

CD DVD その他
メディアでは残すことの出来ない
その芸人たちの
「芸」のエッセンスが
吉川潮さんの文章からは
立ち上ってくる

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2015年07月09日

Posted by ブクログ

放送作家、演芸評論家、小説家の筆者による、芸人たち30人との交友録。主に落語家だが俳優や司会者も含め「芸に秀でた人」達との交流の中から彼らの素の顔も披露している。

芸で身を立てている人達らしくある種破滅的な言動を普段からしていたり、才能に恵まれながらも若くして亡くなったり、自死された人のエピソードも湿っぽくならず、むしろ彼らも自分の境遇を笑いに変え、周囲もそれをネタに当人を励ましたり笑い合ったりの交流が語られる。

筆者は普段から辛口の批評家らしく、本書でも好き嫌いはハッキリしている。本書では「この世界で嫌な思いもたくさんしてきた」が良いところだけを書いたとのことで、厳しくも芸人達への愛情と敬意が前面に出ている。

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2026年06月26日

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