【感想・ネタバレ】海辺の幽霊ゲストハウスのレビュー

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Posted by ブクログ

アリスンは、離婚して心機一転、娘のメリッサと二人で故郷のニュージャージーに帰ってきた。
夢のゲストハウス経営を実現させるべく、築100年超のヴィクトリア様式の屋敷を購入し、得意のDIYでリフォームに取りかかったのだが、不可解な事故で頭を強打した事をきっかけに、この家に取り憑いた二人の幽霊が見えるようになってしまった。
二人はこの家で心中した事になっている、前オーナー・マキシーと、彼女が雇った探偵・ポール。彼らに自分たちを殺した真犯人を探して欲しいと頼まれ、アリスンは家から出られない幽霊達の代わりに犯人探しに乗り出すことに…


コージーミステリって、こういうのだっけ?
うーん、面白くなかったとは言わないけれど、登場人物(幽霊も含めて)がもっと個性的なら、もっと面白くなりそうなのに。
そして、海外のこの手の女性が頑張るストーリーって、どうしてもセクシーなイケメンとのロマンスを入れなきゃいけないのだろうか。
かえって興醒めするのは私だけか。

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2023年04月25日

Posted by ブクログ

まずはご挨拶ということで、キャラクタ一覧のようなスタート。
舞台をゲストハウスに持ってきたのは、住人みな犯人を避ける意味でよいんじゃないかと。
シングルマザーに幽霊探偵というと思い出すのはアリス・キンバリーの幽霊探偵シリーズだけど、こちらのコンビがどんな息の合い方を見せるか楽しみ。

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2015年10月17日

Posted by ブクログ

離婚を経て心機一転、購入した古い屋敷をリフォームしてゲストハウスを開こうと張り切る母娘二人。
しかし、その屋敷は幽霊が住み着くいわくつき物件だった!
幽霊が登場しオカルトな展開はあるものの怖くはなく、むしろドタバタなアットホームコメディでとても楽しい1冊でした。

屋敷に住み着いた幽霊は前オーナーと、その彼女から依頼を受けた探偵の青年。
なぜか急に霊能力に目覚めたアリソンに、自分たちを殺した犯人探しを依頼します。

ある日突然命を奪われ、訳も分からぬまま幽霊となってしまった二人の境遇には辛いものがありますし、主人公母娘に脅迫があったり、屋敷を巡るいざこざに巻き込まれ周囲は結構シリアスな展開になります。しかし、登場人物たちが個性的でおもしろく悲壮感は一切ありません。

面倒ごとを無視してリフォームを完成させたいアリソンと、犯人探しに協力してほしい幽霊たちとの攻防も笑えますし、母娘のなんてことない掛け合いも微笑ましい。
アリソンの母親の有難迷惑っぷりが楽しいです。

母娘は屋敷から出ていけと何者かから脅迫されるわけですが、なぜ売りに出されたときに脅迫者は屋敷を買わなかったのかという謎には惑わされました。
周囲の人物がどんどん怪しくなっていくのにも引き込まれます。

この屋敷には何か重大な秘密があるのでは?という疑惑の中でも、アリソンがどんどんリフォームをすすめていき、それが脅迫者に思わぬ影響を与えたりしているのもおもしろかったです。
屋敷の秘密も予想外の方向にいきました。

笑いの中にちょっとほろりとするような箇所もあり、テンポ良く読めます。(幽霊付)ゲストハウスがいよいよ開業し、シリーズとして続きそうで続編があることを期待です。

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2015年09月08日

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