【感想・ネタバレ】ブラインド探偵(アイ)のレビュー

あらすじ

研ぎ澄まされた感覚と推理で、全盲の探偵が難事件に挑む!! 事故によって失明したが、まとめサイト「魔と眼」を運営しながら東京北区・赤羽に暮らす元雑誌記者の川田勇。自宅の大家の死亡事故を解明に導き、地元警察に協力をしたことから、全盲の探偵「ブラインドi(アイ)」(=Blind Investigator)と命名された。鋭敏な感覚と推理力、ガイドヘルパーの田辺弘子のサポートを武器に、幽霊団地、ゴーストライター騒動などの謎に立ち向かう。第11回北区内田康夫ミステリー文学賞特別賞(区長賞)受賞作を含む全5話を収録。全盲小説家、鮮烈のデビュー作!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

朝日新聞で紹介されて知りました。中途失明者の元雑誌記者が探偵役。視覚の代わりに聴力や嗅覚、推理力を駆使して謎を解く。ガイドらヘルパーの弘子とも名コンビ。面白くてあっという間に読みました。オカルトで題材になったアイドルの自殺はあの人の事なのかな。この著者の他の作品も読みたいと思いました。

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2019年10月04日

Posted by ブクログ

舞台設定がユニークで登場人物が魅力的。
最新のパソコン、ネット環境や下町グルメに詳しく、介護情報、視覚障害については読むだけでなるほどなぁと。
これがちゃんと本格ユーモアミステリで、作者は視覚障害者になり、初めて小説を書いたと言うのだから驚きです!
主人公同様、元々雑誌記者だったからこそのアイデアの数々。
(視覚)障害者と健常者、双方を通訳できる作者ならではの強味。
次回作、シリーズ化も楽しみにしてます。

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2015年07月09日

Posted by ブクログ

失明した元記者が、色々な事に遭遇して解決していく。

連続短編になっているので、読みやすいですし
理解しやすいです。
一番すごかったのは、自分の趣味に生涯を捧げた彼。
本当に、一生を捧げられるほど好きなのは分かりますが
ここまでの情熱を捧げられるのは…幸せかも??

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2023年01月16日

Posted by ブクログ

作者が全盲ということで、視覚のないリアルさがある。聴覚や嗅覚の発達も本当にあるんだろうなぁと。全然知らなかったが、目が見えなくても使えるツールが沢山あることを知って勉強になった。
ミステリとしてはエグい事件が多い(初っぱなで大家が殺され、先輩は放火疑い+殺人疑い)のにあっさりしすぎている感じがする。

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2017年06月26日

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